「痩せたほうがいい」を一蹴し、自分のしあわせを手に入れた花嫁。

大好きな人との結婚は、多くの女性が夢見ること。式を挙げる日が決まれば、「どんなドレスを着よう」「演出はどうしよう」という“幸せな悩み”で頭がいっぱいになるだろう。

知人や友人の話を聞いていると、結婚式の記念撮影に向けて痩せようと努力する女性が多いと感じる。自分もいずれそう思うのかもしれない。が、幸せの最中「痩せなきゃ」とストレスを感じるとしたら「それは本当に必要なこと?」と疑問を感じてしまう。

もしもあなたがそうだとしたら、Cassie Youngさんが少し強さを分けてくれるかもしれない。

「痩せる手助け」を申し出た
トレーナーを一蹴

恋人と婚約したばかりのCassie Youngさんの元へ、Twitterを通じてパーソナルトレーナーを名乗る男性からあるオファーが届いた。

「1時間75ドルで、結婚式までに痩せるための手助けをします」

突然の申し出にCassieさんは「オファーしてくださりありがとう。でも大丈夫です」と丁重に断った。が、「結婚式の写真は一生残るし、子どもや孫も見ることになる。ベストな状態で写った方がいい」と、念押しするような返信が。

無視をする、面倒くさいから適当にあしらう、様々な選択があったかもしれないけれど、Cassieさんはあえてこの男性と向き合うことを決意。

「愛する男性と結婚するのだから、私は式の当日でも幸せいっぱいに見えると思います。今までも太っているということで、嫌な思いをたくさんしてきました。(中略)今後は、自分の体型のことは気にせず周囲が見てもわかるほど人生を楽しむつもりですよ」

幸せな瞬間は
いつまでも輝いて見える

その後ドロ沼化した2人の会話だが、「自分の価値は自分で決めるものだと思うのです」とCassieさんがFacebookで訴えたところ、数多くのコメントが寄せられた。中には、「9年前の結婚式で私は太っていたけれど、今振り返っても写真の中の自分は綺麗で幸せそうよ」というメッセージも。

一連のやりとりは、数々のメディアにも取り上げられた。

「多くの女性は結婚式に向けて『痩せなきゃ』と体重を落とすけれど、パートナーはあなたを選んでくれたのだから」、こう強調するCassieさんは、確かにこの上なく幸せそう。恋人と培った幸せはもちろんのこと、ブレない強さも、彼女の表情が自信に満ち溢れている理由に違いないだろう。

「お腹の大きさに悩むほど、人生は長くない。だからこそハッピーでいたいの」

Licensed material used with permission by Cassie Young
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。