胸が熱くなる、レディ・ガガとビヨンセの友情。
先日こちらでお伝えしたとおり、線維筋痛症(Fibromyalgia)という難病を患っていることを告白、今年12月以降の音楽活動の休止を明らかにしたレディ・ガガ。
9月半ばには激しい痛みを訴え病院へ緊急搬送。ブラジルでのフェス(Rock in Rio)出演をキャンセルし、その後開催予定だったヨーロッパ・ツアーも延期せざるをえないことに。残念ながら様態は依然芳しくはないようです。
苦境のレディ・ガガに
心温まるプレゼント
そんな肉体的にも精神的にも苦しんでいる彼女の元に、ある人物から心温まるプレゼントが届けられました。
ハニー・B、この着心地のいいスウェットシャツを贈ってくれてありがとう。外でハンモックにいる私を温めてくれるから、木々や大空、太陽のもとで深呼吸できる。たくさんの愛に恵まれて、本当にラッキーだわ。
「ハニー・B」とは、ご存知、歌姫・ビヨンセのことで、ビヨンセは自身がプロデュースするブランド「IVY PARK」のパーカー(おそらくコレ)をプレゼント。さらに…。
ゴージャスなバラの花束も!敬愛するアーティストであり盟友からの心のこもった贈り物にどれだけレディ・ガガが励まされたことか、想像に難くないでしょう。
ハニー・B、本当にありがとう。会いたいよ。とても親切ね。私がデフジャムレコードから解雇された後、おばあちゃん家であなたのビデオを見ていなかったら、きっと私は諦めていたと思う。あなたは、私たちみんなにインスピレーションを与えてくれてるのよ。あなたが実現した夢が、私を前へと進ませたの。
互いに刺激しあい
支え合うふたり
これまで事あるごとに親交を温めてきたビヨンセとレディ・ガガ。
例えば2008年にビヨンセが発表したナンバー「Video Phone」ではレディ・ガガをフィーチャリング。
その返礼(?)として、2009年にレディ・ガガは「Telephone ft. Beyoncé」を発表し、ビヨンセとコラボレーションを果たしています。
今年4月に開催された「コーチェラ・フェスティバル 2017」では、双子を妊娠中だったビヨンセが出演をキャンセル。そのピンチヒッターとしてレディー・ガガが急遽出演したことも――。
恐ろしいほどの早さでプレイヤーが入れ替わり、華やかだけれど血も涙もないショウビズの世界にあっては紛うことなき好敵手である2人だけれど、その間にはリスペクトと愛という、分かちがたい絆があるのです。
先のInstagramでも綴っていたとおり、様々なプレッシャーと身体的苦痛に襲われ続けてきたレディ・ガガは、ビヨンセという好敵手の存在がなければ、到底ここまで走り続けることはできなかったでしょう。
お互いに刺激し合い、また支え合うような好敵手。そんな存在が、あなたにもいますか?