和歌山県出身の人にツッコミを入れられる「ボディケアアイテム」
落ち着いた香りで、肌にもやさしい「Selian JABARA」。パッケージもシンプルだし、デスクの常備品としてもちょうどいいボディケアアイテムです。
現在発売しているのはすっと肌に馴染むミルクタイプと、カサつきをしっかりおさえてパックできるクリームタイプで、香りはローズマリーとラベンダーの2種類から選べます。
と、ここまで聞くと何の変哲もないようですが、主成分であるジャバラがかなり興味深いフルーツなんです。
和歌山県出身の人しか知らない!?
幻のフルーツ「じゃばら」の存在
「Selian JABARA」に使われているJABARA(ジャバラ果皮)。全国的な認知度こそまだ低いですが、和歌山県北山村以外の地域で一切栽培されていない特産品であったことから、“幻の果実”と呼ばれる、ゆずやすだちと似た柑橘類のフルーツです。
そのままでは酸味と苦味が強いので、地元の人はジュースやゼリー、ジャムにアレンジします。お刺身やお寿司、さらには焼酎にしぼって使うこともあるのだとか。
和歌山県だけど和歌山県じゃない村
この北山村がじつは一風変わっていて、和歌山県なのに和歌山県内に位置しない、奈良県と三重県に囲まれた土地。日本で唯一の飛び地(※)と呼ばれています。
そして、この村で1本だけ生える謎の木になっていたのが、じゃばらです。北山村じゃばら村センターによると、その名前は邪気を祓うことに由来しているのだとか。
もともとは村内で縁起物として親しまれていましたが、一人の村民がこの味をもっとほかの人に伝えたいと一念発起。柑橘研究科に成分調査を依頼したところ、世界でも類を見ないまったく新しい品種であることが判明しました。
紆余曲折を経て、いまでは村をあげての一大産業に発展し、三重県や愛媛県でも栽培されるほどに。
※行政はどこかの県に所属していながら、地理的には他のどの地域にも接していなく、独立している土地。
敏感肌にもうれしい美容アイテム
主に食品として開発が進むかたわら、果皮にアレルギー抑制効果があると言われているナリルチンが豊富に含まれていることがわかり、最近では美容アイテムとしても話題に。敏感肌の人にうれしい化粧品も開発されるようになりました。
なかでも「Selian JABARA」は、肌へのやさしさにこだわり抜いて、果皮に含まれる酸化すると刺激の元になる成分を取り除くJBダブルドライ製法TMという特別な技術を使用した世界初のスキンケアブランド。
職場の乾燥が気になるこれからの季節。保湿ケア用に手にとってみては?(小ネタにもなりますよ。)