マンハッタンを見下ろせる「世界一高い木造タワー」が計画中。
現存する世界最古の木造建築といえば、言わずと知れた法隆寺。で、およそ1400年後の現代において、NYセントラルパークに世界で最も高い木造タワー建造計画が持ち上がりました。
しかもこれ、都市問題を解決する機能を持ち合わせたものだとか。実現すれば、マンハッタンのランドマークがまたひとつ増えることに。
ため池の水をきれいにする塔
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くだんのタワーは高さ220メートル、パーク内のため池の中に設計される予定だとか。ポイントは、それがどう都市の問題を改善するかという部分。
なんでも、このタワーにはため池の水をろ過するシステムが盛り込まれるそうで、水も浄化でき、さらにはランドマークとなれて、一石二鳥というわけ。たしかに、人間だけでなく、動植物にも好影響が期待できます。
新たな観光スポットに
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もちろん、タワー上部へと登ることも可能。イメージですが、らせん状のスロープからは、360度マンハッタンの景色を楽しむことができそうですね。
ちなみに、タワーの上に設置されている風力タービンが、浄化システムと展望台まで上がるエレベーターを動かすエネルギーを作り出してくれるようなので、昇降もらくらく、しかもエコ。
木造らせんの
セントラル・パーク・タワー
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このコンセプトデザインを発表したのはニューヨークのデザイン事務所DFA。構想段階といってもDFAは今までに木造のらせん建築を手がけているので、今回のタワーのデザインに関しても計算し尽くされています。現にこのタワーも強度を持たせるために、池の両岸からケーブルでしっかりと固定されるなど、具体的なアイデアも。
木の温かみとスパイラルな形状が組み合わさったデザインは、広大な緑の敷地を持つ都市公園の景観ともマッチしそう。
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夜も夜できれいだろうなあ。
Licensed material used with permission by DFA