【夢占い】女性の7割が経験済、妊婦になる夢の正体。
奇想天外な夢から目覚めたとき、眠い目をこすって颯爽とスマホを手にとり、その意味を検索しちゃうあなたに打ってつけの記事を「Elite Daily」にて発見しました。それはライターAnnakeara Stinson
自分のお腹に目をやると、なにやら妊娠9ヶ月、もう間もなくカワイイベビーが生まれるという状況に置かれている…⁉︎
大丈夫。これは現実ではなく、夢の中でのお話です。
さて、あなたは妊婦になる夢を見たことがありますか?
なんと女性の70%ほどが妊婦になる夢を見た経験があるそう。思いの外、「よく見る夢」に該当するんですね。私もこの夢を数回見たことがあります。でもべつに妊娠しているわけでもなく、妊娠を強く願っているわけでもない…。ならばなぜ何度も「妊娠する夢」を見るのでしょう?
文献によると、妊婦になる夢とは「創造性を形にする」という願望を秘めているのだとか。つまり、新たなアイディアや経験が芽を出そうとしているときに見る夢なのです。
潜在意識と夢に関する研究を重ねた有名精神科医兼精神分析医であるカール・ユング曰く、集合的無意識(同じ種類の生き物に共通する脳の構造や思考)を語る上で、妊娠することは「新たな生命の象徴である」のだそう。
夢の中での妊娠期間は、新たなアイディアの潜伏期間
Dream Dictionary (夢辞典)によると、意識するレベルまで到達していなくても「創造性への欲求」が潜在的に芽生えると、人は妊娠する夢を見るのだそう。そして夢の中で迎えている妊娠ステージは、そのアイディアがどれくらいで"生まれるか"を指しているのだとか。まるで「自分を見つめ直そう」と夢に示唆されているようですよね。もし夢の中で「いつ赤ちゃんが生まれるか」を聞けるシーンがあれば、それはとあるアイディアを自覚できるまでの期間と読みましょう。
本当はやりたいけど我慢していることや、やってみたいけどまだできていないこと、あるいは変化を起こすためにしていることはありますか?妊娠している夢は、このような「ちょっとした夢」に対してアクションを起こすまでの期間を指している可能性が高いようです。
オンラインガイドDream Moodsは、このアイディアから派生し、妊娠とは人柄の変化を物語ると推測します。たとえば今、芽生えようとしている性格の変化、それから近い将来手に入るスキル、など。
ロサンゼルスにあるユング研究所で夢分析を勉強した霊能者Ally MeadさんはHuffington Postにて、妊娠する夢はほとんどの場合「創造性への欲求の現れ」であると語っています。しかし彼女曰く、これはアートや効率性に結び付けられる特定の創造力ではなく、総括的な創造力を指しているそう。
この世に生まれようとしている「アイディア」を象徴するのが「胎児」
妊婦とは新たな命を宿しているわけですから、「新たなアイディアが生まれようとしている」という推測も妥当でしょう。とくに夢は、私たちの願望を物語る一種のツール。たとえばそれはおうちで取り組んできたプロジェクトを終わらせたい気持ち、磨きたいスキル、それから転職したい気持ちまで示唆しているそう。
MeadはHuffington Postにこう話します。
「妊婦になる夢とはじつはコンプレックスを抱えている状態を物語っています。それを象徴するのが"胎児"。つまり世界にまだ送り届けられていない存在。
ですが、心理学者のJohn Mayer医師が次のように言う通り、総合的な夢の解釈は、多少なりとも疑ってかかるべきでしょう。
「夢の意味とは、人によって異なりますからね」
ここでひとつ面白い雑学。妊娠している女性のほうが、見た夢を覚えている傾向にあるそうです。さらには妊婦のほうが強烈な夢を見るのだとか。これはホルモンのバランスが大きくシフトし、睡眠時間が増えるからだそうですよ。
要は、妊婦になる夢を見ても過剰に心配しないで、と一声かけたかったんです。妊娠する準備が整っていなくたってOK。これを機に隠し持っているアイディアに気づき、実現することに意識を向けてみては?