世界が認めたVRアニメーション『猫が見えたら』の日本語版がついに完成、若葉竜也が声優初挑戦で主演

講談社VRラボが制作を手掛けたVRアニメーション『猫が見えたら』の日本語版が完成。

本作は、短編アニメーション作家として知られる和田淳氏が初めて監督を務めたVR作品として注目を集めており、世界各地で精神医療や親子の絆という重厚なテーマを扱った点が高く評価されている。

仮想現実で描かれる精神医療の現状と葛藤

和田監督独自の表現スタイルにより、日本の精神医療の現状や疾患治療の難しさが物語に反映された。

中心となるのは、幻覚の猫が見えることで入院生活を送る14歳の少年の姿だ。治療の過程で唯一の支えである猫を失い、絶望に直面するナイーブな心理状態をVRならではの没入感で再現しているという。

単なる映像作品の枠を超え、鑑賞者が当事者の視点に近い形で孤独を体感できる構成が取られている。

© 株式会社講談社VRラボ
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日本国内での披露と世界配信の展望

本作は、2026年3月に福岡で開催される「アジアデジタルアートアワード2025」での披露が予定されている。

同イベントでは特別賞を受賞しており、日本語版が初めて一般に公開される場となる見通しだという。

さらに、同月下旬からはSteamやMeta Storeといったプラットフォームを通じて世界中へ配信される計画が進められている。VRという特殊な環境下で紡がれる孤独と絆の物語が、いよいよ日本の視聴者の元へも届けられる運び。

【作品概要】

・作品名:猫が見えたら(英題:IF YOU SEE A CAT)
・作品尺:約37分
・ジャンル:VRアニメーション
・企画・制作:株式会社講談社VRラボ

・製作:株式会社講談社

・言語:日本語、英語(字幕:英語、日本語、繁体中国語、簡体中国語)

 

【メインキャスト(日本語)】
なおき:若葉 竜也

みどり:遊井 亮子

医師 稲居:利根 健太朗

看護師 高頭:竹内 恵美子

看護師 三木田:駒田 航

 

【メインスタッフ】
監督・脚本:和田淳

プロデューサー:石丸健二

CGディレクター:Omar Espinosa

ラインプロデューサー:鹿野由美子

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