SNSで確実に「いいね」がもらえる方法に、怒りがこみ上げてくる。
InstagramやFacebookで公開した写真に、いいねがたくさんついたり、コメントがついたり。SNS映えする写真を追求するたびに、リアクション数が増えていったら、嬉しい気持ちになるのもわかります。
けれど、SAIHが紹介する「いいね数を増やすために行動する女の子」のアニメーションをみて、ちょっと考えたくなってしまいました。客観的に見ると女の子の行動は、“やりすぎ感”があるんだけど、どうも他人事とは思えない人もいるのではないでしょうか?
SNSで、
「承認欲求」を満たすために
「人生とは冒険なり」
「本物のヒーローにマントはいらない」
「とても貴重な毎日」
SNSのあちこちで輝かしい姿が。しかも、みんな「いいね」がたくさんついている。
なのに私の写真は、たったこれだけ。
どうやったら、「いいね」が増えるのか考えた結果が……。
「いいね」を求め、アフリカへ
周りはみんな寝ているけれど、とりあえずパシャッ。
「アフリカ到着!」
道で少年を発見。
まずは、カメラをかまえて。
チョコレートを掲げてから、自分と少年の笑顔をパシャッ。この写真のコメントに「勇敢な天使たち」とつけたら、なかなかいい写真になった。
現地の子どもたちにお菓子を渡して。
はい、ポーズ!
さらに、写真を撮り続ける。
「運動より大切なものとは?知識なり!」
「私は、自分にできることをしているだけ」
でも、これが真実。
「いいね数」を増やす、
確実な方法とは?
困難があれば「いいね」は2倍になる。それと、ハッシュタグは必ず忘れないこと。
#Nostereotypes (思い込みはダメ)
本当になりたい自分
SNSで輝かしく見える写真を公開する人々に影響されて、アフリカへ旅立った女の子。結果、「うわっつら」だけの写真でたくさんのいいねを集めることができました。
動画の内容はかなり極端なもの。だけど、身近な問題な気がするのは私だけでしょうか?どんなに美しい姿の写真で、どんなに評価されていても“真実の姿”はわかりませんから。自分は何を信じて、どんな姿を目指すのか。この動画をキッカケに、じっくりと考えてみるのもいいかもしれませんね。
最後に、1分27秒ほどの動画を、改めてどうぞ。