きっと、まだアナタが試したことのないチーズの味わい。

チーズの味わいを描写するワード、rich(リッチ)creamy(クリーミー)にはそれなりに親しみがあると思います。では、“tangy(タンジー)”はどうでしょう?

これ、チーズの「味が強い」を表す意。たとえば「アジアーゴ」や「シェーブル(ヤギの乳で作ったチーズ)」、それから「フェタ」や「カマンベール」なんかもこの部類に入るそう。アメリカでタンジーチーズ味のスナックなんかを目にした人もきっといるはず。

何が言いたいかって、チーズの特徴としては、すでに確立されているってこと。チーズ好きがこうじて、自宅でこのタンジーチーズを作ってしまう、Katie Macdonaldによる「Food52」の記事を読むと、“タンジー”というワードの使い方くらいは理解できるかも。

「手づくり」まで行き着いた
チーズラバーが語る
タンジーなお味とは?

人生における大概の悩みは、チーズで解決できると思うんです。(あなたが乳糖不耐症じゃない限り…でも、そんな方はカシューチーズが救い)

たとえば溜まったストレス発散には、とろけるチーズを挟んだトーストを。お祝い気分の日には、思い切って(シャンパンと一緒に)ウェッジのまま出しちゃったり。辛すぎる料理には、クリーミーなチーズを混ぜてまろやかに。誰かを関心させたいときは、粋なチーズボードで提供したり……ホラ、こんな具合に。

とにかく私のような“チーズ大好き人間”であれば、「最後は自分でチーズを作る」に至ってしまうと思うのです。

水分を絞り出した
“生チーズ”にタンジーあり

さて、今回注目したいのは、LifewayのCEO、Julie Smolyanskyさんが近日出版予定のレシピ本に載せているクリーミーでおやつ代わりになる、ケフィアで作る簡単チーズ。(作り方はこちらから。)

「もしカッテージチーズリコッタチーズの間に子供が生まれたら、その正体はこれでしょう」

なんてユーモア満点で紹介する彼女。

「『ファーマーチーズ』は、水分をほとんど絞り出したやわらかい生のチーズです。小さい頃、よくこれをタッパーから直で食べていたんですよね」

チーズを作るときは、とにかく忍耐力が試されます。こちらから手を加える必要はとくにないけど、ケフィアが水分を絞り出して、チーズになってくれるのをとことん待たないといけないから(あとは、少し茹でてあげて)。

それでも、48時間も経てばクリーミーなミルク状からぎっしりとしたチーズに変身しているはず。密閉容器に詰めて冷蔵庫に入れておけば、一週間は保つこのホームメイドチーズ。ラザニアチーズケーキ、ほかにもピロシキなんかにも使えますよ。

Written byKatie MacDonald
Licensed material used with permission by Food52
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。