働く女子の社内処世術~女性の先輩編~
今でこそ起業したので会社内の人間関係の悩みは少ないのですが、20代は悩んでいました。
就職して3年くらいは、先輩や上司から理不尽に怒られたり嫌味を言われることもたくさん。でも気づいたのです。人間関係にイライラするよりも、自分から行動をおこしてストレスフリーの毎日を送りたいと。
しかし、わたしは年上の先輩、特に女性とどううまく付き合っていいのかがわかりませんでした。そこで、先輩を観察しながら試行錯誤を繰り返した結果、3つのポイントがあるということがわかったのです。
そんなわたしの会社内の女性先輩への処世術を教えます!
1 小さな変化を見逃さない
基本的に女性は褒められたいもの。“髪型が変わった”なんてわかりやすい違いには、絶対に気づいてあげましょう。
「髪型、変えました?ステキですね~❤️」
そうやって口に出すことはとても大事です。
でも、もっと大切なのは、男性では気づかないような小さな変化を見逃さないこと。同じ髪型でも前髪だけ切ったとか、メイクの色味が変わったなど、ちょっとでも「あれ?」と思ったら口に出してみてください。
「リップの色、変えました?お似合いですね~❤️」
この一言の効果ったらありません。ただし、わざとらしく言うのは要注意!女性は敏感ですからね。
2 お礼は言葉よりもモノで
先輩が仕事を手伝ってくれた時、ミスをリカバーしてくれた時など、「助けてもらったな」と感じた際に、お礼の言葉「ありがとうございます!」だけではいけません。お礼を言わないのは論外ですが、感謝の気持ちを小さなモノであらわしてください。ジュース1本でも、チョコレート1箱でもいいのです。気持ちですから。
モノを渡すことで、感謝の気持ちが形になります。そうすると、ふとした時に先輩がそのモノを目にして、「あ、これはあの子からもらったんだっけ」と思うんです。これが大事。言葉って忘れ去られてしまうんですよね。でも、モノは残りますから。
ただし、高価すぎるモノはダメ!相手も気を遣ってしまいます。わたしは200円くらいがちょうどいいと思っています。
3 帰る時に必ず一言
「何か手伝えることありますか?」
これは魔法の言葉です!仕事を終えて帰ろうという時は、必ずこの言葉を伝えましょう。あ、でも用事があって早く帰らなくてはならない時には絶対に言ってはいけませんよ。
この魔法の言葉の効果は抜群!たいていは、「いいよ~、早く帰りなよ~」と言われるでしょう。そんな時は、「お先に失礼します!」と元気よく挨拶をして、遠慮なく先に帰ってください。それでも、言われた先輩は「気の遣える子だわ~」と気持ちよくなり、あなたの株が上がります。
でも、もし先輩が本当に困っていたら…
「30分だけ助けてもらってもいい?」
「この仕事だけお願いしてもいいかな?」
とSOSを出してきます。その時は、お互い様の精神で気持ちよく手伝えばいいのです。先輩だって、困っている時に助けてもらえることほど、ありがたいことはありません。恩を売るって言ってしまうとそれまでですが、この恩はあとあと効いてきますよ。
ここだけの話、女性の先輩が一番厄介ですよね(笑)?でも、わたしはこの3つを使いこなせるようになってから、会社内で女性の先輩ともめたことも、意地悪をされたこともありません。
「近寄りがたいな、怖いな」と思う先輩がいたら、このうちのひとつでもいいので、トライしてみてください。「早くやればよかった」と思うはずですよ!