ビール&ワインのトレンド市場「WHOLE FOODS」が大胆予測。
Amazonに買収される以前からオーガニック食材を扱うグルメスーパーとして、日本人にも根強い人気のWHOLE FOODS MARKET(ホールフーズマーケット)。
そのホールフーズが先月発表したのが、2018年度のビールとワインのトレンド予測。さすがは「アメリカでもっともヘルシーなスーパー」という看板を担うだけあって、トップ5にもヘルシーやエコの観点を欠くことはありません。
「Food52」のValerio Farrisによるピックアップ、近いうち日本にもこの波がやってくるのは間違いない!
ビールとワインのトレンド予測
2018年に突入してから2ヶ月半が経ったタイミングで、WHOLE FOODSが、2018年のビールとワインのトレンド予測をリリースしました。
予測には少し遅すぎる?いいえ、遅すぎなんてことはありません。それに、WHOLE FOODSのソムリエだってトレンドを予測するのにちょっとくらい時間を必要としたんでしょう、きっと。
そうして最近、彼らは今年市場を騒がす「アルコールのトレンドトップ5」を選出。もしかしたら、このトレンドにすでに乗っかっていたりして?さっそくチェックしていきましょう。
トレンド#1
ライトボディのメキシコ産ビール
調査によると、アメリカの南に位置するメキシコ生まれのビールが注目を浴びているのは、おそらく人気上昇中のタコスのせいだとか。
でも、本当にタコスが発端?可能性はなきにしもあらずですね。あるいは、そろそろ胃もお財布も、ここ数年流行りに流行ったクラフトビールから、ライトなものにスイッチしたい人々の欲求かも。
トレンド#2
バーボン樽で熟成されたワイン
私も親しみがありませんでしたが、バーボンの仕込み用に使っていた木樽でワインを熟成するプロセスがあるそうで。どのみちバーボンを熟す樽は一度しか使えないので、ワインに再使用するのはとっても効率的。それにこの熟成方法を用いると美味しいワインができるんだそうですよ。
トレンド#3
トップ炭酸水ブランドから
初のアルコール飲料が販売?
La Croix (ラクロワ)にハマりにハマっていることは、もう隠し通せません。これのアルコール版はできないだろうか…そう思っている人も少なくないはず。嬉しいことに、WHOLE FOODSは「近いうちにこの夢が実現される」と予測。アルコール入りの炭酸水の立ち位置は、ラクロワのいかつい年上の従兄弟ってところでしょうか。眉毛にピアスしちゃう感じのね。
トレンド#4
サングリアよりも、
だんぜんスプリッツァー!
どうやら人気上昇中なのは、パッケージ化された「スプリッツァー」のようです。今年はマルガリータやサングリアを通り越して、シチリアのルビーグレープフルーツのワインスプリッツァー、ラモーナを選んでみるのはどうでしょう。
いや〜暑い夏の日が似合いそうですね!このトレンドの波には、ぜひとも乗っておきたいもの。
トレンド#5
ペットボトルワインの台頭
みなさん、ボックスドウォーターって覚えていますか?では、缶に入ったワインは?
気まぐれな私たち(消費者)ったら、親しみ深いものの変形版に弱いんですよね。WHOLE FOODS曰く、このトレンドはまだまだ衰えないそう。というわけで、エキスパートたちは、ペットボトルに入ったワインが大ブレイクすると予測しています。そのほうが割れなくて安心!
今年は、そんなところでしょうか。実際にこのトレンドが当たるかは、様子見ですね。