ビールだけじゃない!今注目の「ノンアルコールドリンク」はこれだ
飲まない20代、ノンアルコールがブームって?
夜通しクラブやバーで飲み明かす......もうそんな若者のイメージが変わってきています。2015年頃にアメリカの若者から始まった生活の質を重視する「ウェルネスブーム」により、ミレニアルズとZ世代の夜の過ごし方はガラリと変化。夜はお酒は飲まずに質の良い睡眠をとり、朝は運動をするライフスタイルこそがクールといわれる時代になりました。
さらにそのカルチャーは細分化され、1月はお酒を飲まないというイギリス発祥のムーブメントなども生まれてきています。
国内ではノンアルコール市場は10年前の4倍に拡大。ノンアルコールのカルチャーは日本でも定着しつつあります。特に「ノンアルコールビール」は飲食店ならどこでも置いてある定番ですよね。
が、ノンアルの世界はもっと奥深い。最近ではアルコールフリーのスピリッツやワイン、カクテル(モクテル)と、選択肢が広がっています。
ということで、TABI LABOで過去に紹介してきたノンアルコールドリンクのなかから「これなら飲んでみたい!」と思えるものを紹介していきます。
世界初の「ノンアルコールスピリッツ」
2015年に発売されたイギリス発のノンアルコールスピリッツ「SEEDLIP」は、ノンアルコールを語る上で外せません。ハーブやスパイス、果物、ショウガ、ホップなどを使用したアルコールフリーのスピリッツ。
動物をモチーフにしたオシャレな瓶は他のアルコールボトルと並んでいても見劣りしません。一時はイギリスで注文が殺到し品薄状態になったのだとか!続きを読む>>>
さらに、2019年10月にはノンアルコールのカクテル「Nogroni」、2020年2月には「缶入りのトニック」を発売。ノンアル業界を牽引するSEEDLIPから目が離せません。
二日酔い知らずな「ノンアルコールワイン」
商品自体は以前から存在していましたが、ここ数年で盛り上がりをみせるのが「ノンアルコールワイン」。国内外で取り扱っているお店が徐々に増えてきています。
2018年に発売のカリフォルニア産ソーヴィニヨンブランを使ったワイン「Rebel Coast Winery」もノンアル。でも飲んだらハイになる仕掛けはアメリカならでは!その仕掛けとは......?続きを読む>>>
プロテイン入り「ノンアルビール」
ノンアルコールドリンクの定番といえばビール。日本では、サントリー、アサヒ、キリン、サッポロなど主要なビールメーカーがノンアルコールビールを製造しており、オーソドックスなタイプから、フレーバー付きのタイプまで種類も豊富。
ノンアルビールのブームは海外でも。2019年にHeineken(ハイネケン)はノンアルコールビール「Heineken 0.0」を発売し大売れ。
また、2019年に登場したゴリラのラベルが可愛いこのビールはなんと、プロテイン摂取ができます。日本でクラウドファンディングを開始後、わずか2日で資金調達したドイツ発の「JOYBRAU(ジョイブロイ)」は、もちろんアルコールは入っておらず、運動後にすっきり飲めるとか。続きを読む>>>
各国でますます進化するノンアルコールビールに今後も注目です。
ノンアルコールのカクテル「モクテル」
「モクテル」って聞いたことありますか?イギリス生まれの造語で、ノンアルコールのカクテルという意味。ここ数年で日本でも、東京や大阪を中心に、モクテルの専門店が増えてきています。
「アルコールは苦手だけど、バーの雰囲気を楽しみたい」、「美味しいノンアルカクテルを飲みたい」という人にぜひオススメしたいのが2019年9月に代々木上原にオープンしたカフェバー「No.」。
No.のカクテルメニューの監修を手掛けるのは、日本橋兜町に先月オープンした複合施設「K5」にあるライブラリーバー「青淵(アオ)」のプロデュースや、「The SG Club」でプロジェクトのコンサルティングを手掛けるなど、国内外で活躍するバーテンダー野村空人氏。
デザインチーム「301」のオフィスに併設されたクリエイティブな空間で飲むこだわり一杯は、ノンアルの域を超えています。そんなNo.には平日の仕事後や休日の昼下がりにチルしにいくのもアリ。続きを読む>>>
低アルコールでヘルシーなお酒
「ハードセルツァー」
2019年の夏からカリフォルニア中心に爆発的に人気になったハードセルツァーは「アルコール入り炭酸飲料」のこと。日本だとチューハイのような位置づけです。アルコール度数の低さと、低カロリーでヘルシーなことから気軽に飲めるお酒として20代、30代に人気の定番アルコール飲料になりました。続きを読む>>>
日本でも需要が高まってきそうなノンアル市場。2020年も要チェックのトピックです。