「鬼ごっこ」を英語で言うと? 子どもの頃の遊び、英訳するとおもしろかった
突然ですが、クイズです。
「Hide-and-seek」は「隠れんぼ」。「Dropped handkerchief」は「ハンカチ落とし」。「Rock, paper, scissors」は「じゃんけん」。「Kick the can」は「缶蹴り」……ですよね? 直訳すればなんとなくわかるので、これはけっこう簡単かも。
では、「Tag」、「Cat's Cradle」、「Red light, green light」は、何の遊びの名前でしょう?これ、直訳してもピンとこないはず……。全部わかったら上級者。記事の最後には、あの遊びをアレンジした「大人の遊び」もご紹介。ではさっそくスタート!
01.
「Musical Chairs」
椅子のミュージカル。なんか楽しそう。でもどんなお話かまったく想像できないな、椅子には椅子の人生が……的な感じでしょうか?
答えは「椅子取りゲーム」です。これはまだ簡単な方かもしれません。音楽が鳴りやんだ瞬間にみんなで慌て出す、あの光景ってけっこう面白いですよね。由来はあくまでも想像ですが、あれ、たしかにちょっとミュージカル感ある。
02.
「Red light, green light」
赤信号!青信号!みんなで渡ればこわくない的な?いやそれ言葉遊びだしな。さっそく難しい。どうやら「とまる、あるく」っていうところにヒントがあるようで……?
答えは「だるまさんがころんだ」です(「daruma fell down」じゃないのか……)。この遊び、どうやら英語でも国によって呼び方がいろいろあるみたい。たとえばオーストラリアでは「LONDON」と呼ばれ、「L.O.N.D.O.N」と声にだしながら進み、最後の「N」でとまるっていうルールなんだって。
03.
「Play House」
「今日どこで遊ぶ!?」「家にしよう。あたし、プレイハウス・スタイルなんだよね……」。てっきり家で遊ぶってことかと思いました。
答えは「おままごと」です。たしかに、家の中ですね。公園でやっても、学校でやっても、崖の上でやっても、家の屋根の上でやっても、この遊びをすればたちまち「家の中」です。でもあれ、いま振り返るとけっこう熱心な演劇体験だったと思うんです。わたしはいつも、一番セリフと演技が少なくて済みそうな「妹」というポジションを守っていました。
04.
「Cat's Cradle」
ね、猫のゆりかご……? なんか可愛い。どんなに幼少期の記憶を辿っても、それっぽい遊びをした記憶がまったくないけれど……
正解は「あやとり」。主にふたりで互いの糸を取り合うときに、こう呼ぶのだそう。だけど肝心な由来はというと、まだはっきりとわかっていないのだとか。うーん、でもなんとなく、あやとり遊びも猫も、「おうちの中でぬくぬくとゆっくりする」っていうイメージ。すてきな英訳ですね。
05.
「Tag」
タグ……ってあの「タグ付け」とかのタグ? では、先に答えを。
正解は「鬼ごっこ」。つかまえるときに「タッチ!」って言いますよね、あれがまさに「Tag!」になるんだって。イメージ的には、鬼は追いかけながらみんなをどんどんタグ付けしていくっていう感じ?
ちなみに、「Shadow Tag」は「影おに」、「Freeze Tag」は「氷おに」。……あの「氷おに」、つかまって凍ってしまったあと、仲間が助けにきてくれるまで動いちゃいけないのがつらいんですよね(ていうか正直、ちょっと動いちゃっていましたし)。
さて、面白い英訳をクイズで紹介してきましたが、「Freeze」っていう言葉についてもすこし。直訳すると「凍る」だけど、たとえば海外で警察が「Freeze!」と叫べば、それは「動くな!」っていうこと。言われた人は、凍ったみたいに、硬直しなければいけないわけですから。
そんな「Freeze」な遊びを
大人が本気で考えました
ルールはひとつ。「何が起こっても、動かない」。
Prime Videoの大人気シリーズ『ドキュメンタル』に続き、あのタッグがまたやってくれます。Amazon×松本人志が「今年最大の悪だくみ」をしたら、こんな遊びができました。
タイトルは『FREEZE』。出演者に仕掛けられる、動かずにはいられない数々のハプニング。ネタバレは全力で避けますが、正直言います、あれ動かないとか絶対無理です(笑)。
単純明快なのに、超絶困難。観ながらついこぼれる笑いは、無邪気に遊んでいたあの頃とは「まったく違う面白さ」につられてのこと。究極の我慢大会となった出演者たちの恐怖と面白さを、ぜひあなた自身でたしかめてみて。
Amazon Prime Video とは?
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