タイの大学が本気を出して作った「エコキャンパス」

キャンパスのほぼ全ての建物がコンテナでできている、タイの大学「International Sustainable Developmental Studies Institute (ISDSI)」。

既存のモノの価値を高めて再利用する“アップサイクル”のひとつで、古いコンテナに新しく窓やドアを設置したり、溶接で組み合わせて大部屋を造ったりしています。

タイではビルなどの建設の際に、たくさんの木々を切り倒しコンクリートを使うことがほとんどなんだとか。ですが、このキャンパスでは高度なスキルを持ったクレーン運転士が協力して、木を傷つけずにスキマを縫うようにしてコンテナを設置。結果的に、建設コストや温室効果ガスの排出量を減らすことにも成功したそう。スゴい!

しかも、日差しや風の流れなども考慮して、コンテナをレイアウト。自然に寄り添った設計ですね。

Top image: © 2018 ISDSI
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。