100円の「タイティー」がとまらなくなる!

海外旅行中に利用するなら、スーパーマーケットより「セブンイレブン」が断然おもしろい!

ということで、海外のセブンで感動したものを紹介したり、おかしな商品にツッコミを入れる企画です。リアルに調査しに行ったものしか書かないので、不定期連載なのはご愛嬌(笑)。

旅しにいく予定の国のセブンは、忘れずにチェックしてくださいね!
今回のセブンは in タイ🇹🇭

©2019 YUKI HOSHI

この国を代表するドリンクといえば、タイティー!
発酵させた紅茶葉にバニラ香料を含ませて、砂糖とコンデンスミルクをたっぷり入れたタイ式のミルクティーです。

バンコクについてすぐ、空港のセブンで飲んでから大好きになってしまいました。この大きさで1杯30バーツ(約100円)。タイティー専門店や屋台など色々飲み比べをしてみましたが、セイロンティー独特の渋みや香りのクセが強すぎたりと、好き嫌いが分かれる印象。そして大体40バーツほどするので、セブンよりも高い。

一方でセブンのタイティーはクセがまったくなく、とっても飲みやすいんです。このチープさがちょうどいい!しっかり甘いですが、コンデンスミルクも重たすぎない。もともと日本人にとっては味が濃いめなので、暑さで氷が溶けた後でも美味しくいただけます♡

©2019 YUKI HOSHI

えっ、これってもしかして茶碗蒸し?

思わず手にとって、日本人に馴染みのありすぎるビジュアルを凝視。しいたけにネギ……どうみても茶碗蒸しだよねと思いつつ、表記がすべてタイ語なので解読不可。これは買ってみるしかない!

レジで温めてもらって、おそるおそる食べてみると……ダシがきいていて、たまごの味もしっかり感じられて美味しい!紛れもなく茶碗蒸しでした。むしろ日本のセブンにも置いてほしい。

調べてみたところ、タイ料理には「カイトゥン」と呼ばれる茶碗蒸しがあり、本来は春雨やひき肉を使って作るそうです。この商品は、ジャパニーズスタイルに寄せたものでした。

発売当初タイ在住の日本人にも「セブンの茶碗蒸しが美味しすぎる」と話題になり、人気商品らしいのでぜひ一度食べてみてほしいです!

©2019 YUKI HOSHI

カップラーメン、インスタント麺の品揃えがすんごいです。ここに陳列されているもの、全部ラーメン。

やっぱり「トムヤムクン」が多いので、赤いパッケージのものが目立ちますが、辛くない魚介ベースのラーメンや、日本風のものも数多く並んでいました。

©2019 YUKI HOSHI

店員さんに売れ筋を聞いたら、勧められたのがこちらの「ママー」。
タイのカップラーメンを代表するブランドで、「mama cup」と呼ばれ、なかでも人気なのが、この3種類だそう。便利なことに、折りたたみ式のフォーク付き!

上段の「シュリンプトムヤム味」は、酸味と辛味の強い王道トムヤムクン。
中段の「ミンチドポーク味」はトムヤムクンではなく、醤油味ベースのベーシックなラーメン。
下段の「シュリンプクリービートムヤム味」は、ココナッツミルクが入っている辛さ控えめのトムヤムクン。

ミンチドポーク味でもわりと辛いので、最初はココナッツミルク入りからチャレンジしてみて!

©2019 YUKI HOSHI

こちらも、ビジュアルに惹かれて買ってしまいました。

何種類かあったのですが、一番辛くなさそうで、無難なポークをチョイス。思った以上にカオニャオ(もち米)がモチっと弾力があって、意外とお腹にたまります。お肉も思った以上にジューシーで好印象。味付けもエスニック感が強くないので食べやすいです。逆に言うと、タイ料理好きには少し物足りない?

とはいえ100円以下で買えるので、小腹が空いたときにちょうどいいですよ。レジで温めてもらえるので、ホクホクのうちにかぶりついてみてください。

ドラッグストアとしても活躍する
タイのセブン

タイのセブンイレブンは、薬や生理用品なども扱っています。セブンコーヒーを扱っていないような小さな店舗でも、医薬品コーナーは必ずありました。

タイは、日本に次いでセブンイレブンの店舗数が世界2位の国。特にバンコク市内は、こんな近距離にいる?と思うほど少し歩けばすぐにセブンが出てくるので、医薬品も扱っていると急にお腹が痛くなったり発熱したときに助かりますよね。

今回紹介したものの他にも、お弁当やアイス、スナック菓子も安くて美味しいものばかりでした!タイのセブン、相当優秀です。

Top image: © 2019 TABI LABO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。