ピエール・エルメのミルフィーユが!

このミルフィーユ、1カット864円(税込)とかなり高いです。喫茶店ならセットで飲みものが付いてきてもいいくらいです。それでも、こいつだけは止められない。

僕が<ピエール・エルメ・パリ>を訪れる大目的です。

©2018 TABI LABO

誰に言わせたって、本来ならばマカロン。もう王道中の王道。今日のマカロン人気の火付け役となったのが<ピエール・エルメ・パリ>と言われるくらいですから。だけど、そんなプティフールよりもさらに心奪われるのが「ドゥミルフィーユ」。隠れた人気メニューです。

カラメリゼした何層ものパイに挟まれるのは、カスタードクリームとバタークリームのちょうど中間のような、2つの異なるプラリネ。所どころ顔を出すアーモンドのクランチーな食感がまたいい。

小ぎれいにナイフとフォークで……なんて考えちゃいけない。クリームがはみ出てこようが、横倒しになろうが、そんなことお構いなしにお皿の上をぐちゃぐちゃにして頬張る。この瞬間が何よりも至福。一口大のマカロンじゃあ、こうはいかない。

王道のマカロンは贈答用、でもミルフィーユだけは何が何でも自分のため!そんな使い分けも、人気店で“裏定番”を見つける楽しみです。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。