データ転送から生まれる「3D寿司」

四角いケーキのように、おおよそが立方体におさめられたシャリとネタ。これは、本物の寿司データをプリンターに転送してつくる「3D寿司」のCGです。

この寿司の正体は、オープンミールズが構想する「SUSHI TELEPORTATION」というプロジェクト。食のデータ転送を実現して、世界中どこにいても、3Dプリンターで好きな料理を再現できるようにするというもの。

気になるのは、食材をどうするのか?これまでは、ロボットアームが食用のゲルキューブを材料に生み出すという流れで、不要でした。でも、それは昨年までのお話。

現在は、魚のすり身や植物由来の原材料などで作れるように開発中。材料と3Dプリンターさえあれば、どんな場所でもうまい寿司が食べられるってことに。うーん……頭ではわかっていても想像が追いつきません。

ところで、どこでいただけるのでしょう?

2020年には、東京にレストラン「SUSHI SINGULARITY」の出店を計画。お客さんのデータをもとに、それぞれに必要な栄養素もプラスしてくれるそうです。近々、新しい食のカタチがやってくるってことですね。

Top image: © 電通/OPEN MEALS
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。