ついに!バイオ3Dプリントで本物の牛ステーキを製造
イスラエルのバイオ食品スタートアップ「Aleph Farms」が「イスラエル工科大学」と共同で、3Dバイオプリンティング技術を利用した培養リブアイステーキ肉を開発。
この技術は、生きた牛の細胞を3Dプリント技術で培養することで、筋肉や脂肪分を含んだ動物性のステーキ肉を生成するというもの。
つまり、牛を殺すことなく、本物に近いステーキ肉を生み出せるということになる。
Sponsored by alephfarms/Instagram
写真で見ても本物と見分けがつかないこのステーキは、肉厚で抗生物質なども使用していないとのこと。また、本来の牛の飼育過程と比べて、コストを大幅に抑えて製造できる点も特徴だ。
現在のところ培養肉が認可されている国はないというが、同社は「米食品医薬品局(FDA)」と「農務省」にすでに接触中であり、その後、世界中へと広めていく計画があるとのこと。
また、今後はさまざまな培養肉を開発し、世界の国々の食卓に提供したいと考えているようだ。
食料問題の解決につながる可能性もあるこの夢の技術。もしかして、高級ブランド牛の培養もできてしまったりするのだろうか……?
続報に期待したい。
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