砂漠上に「3Dプリント」で建てられたオアシスが出現

3Dプリント建築のパイオニアとして、家をつくったり町をつくったりしている「ICON」が、実業家リズ・ランバート氏と建築設計事務所「BIG」と手を組み、アメリカ・テキサス州マーファの宿泊施設「El Cosmico」をリニューアルすると発表した。

そもそも「El Cosmico」とは、足を運んだ人が自然や文化、アートと触れ合える施設。トレーラーやユルト(遊牧民が使用する連結式テント)などに宿泊でき、ユニークな体験を得られるのが特徴だ。

「El Cosmico」における体験価値を上げるべく、今回は3Dプリント建築の特徴である有機的なアーチ型やドーム型の建物をつくり出すようだ。

ICONの共同創業者兼CEOのJason Ballardは、このリニューアルプロジェクトに際して、下記のようにコメントしている。

「ICONの大きな喜びのひとつは、私たちの技術を優れたクリエイターの手に委ね、どんな可能性が生まれるかを見ることです」

いったい新しい「El Cosmico」はどんな場所になるのだろう?

Top image: © ICON
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。