川に浮かぶ「3Dプリント」でできた「プライベートオフィス」
世界中で在宅ワーカーが増えている今、「自宅だとなかなか集中できない」という悩みを抱えている人や、同僚や仲間と会えないことにストレスを抱えている人も......。
そんな状況を打破する、画期的なプライベートオフィスがポーランドで考案された!
その名も「Enclaves on Vistula River」。Enclavesとはフランス語で“包領”や“飛び地”を意味し、ひとつの領土から地理的に分離している領域を表す。
ポーランド最長の川であるビスワ川に浮かぶその様は、その名の通り、飛び石を連想させる。
考案者は、同国でもっとも歴史のある美術学校「ヤン・マテイコ美術アカデミー」の卒業生であるインテリア建築士にして3DアーティストのAgnieszka Białek氏。「自然に触れられて、プライバシーも守れ、そして自宅以外で集中できるプライベートオフィスを作りたい」という思いからこのプロジェクトを始めたのだとか。
ポーランドの「ヴァヴェル城」を背景に、川面にぷかぷかと浮かぶプライベートオフィス。ポーランドの古き良き街並みと、現代らしいクリエイティブなオフィスの見た目が絶妙にマッチしてはいないだろうか?
また、こちらのオフィスはリサイクル可能な素材で、3Dプリントによって作ることもできるため、環境にも配慮した構造になっている。
オフィスは1時間ごとの使用で予約ができ、昼夜問わず、誰もが自分のライフスタイルに合わせて使えるようにしたいとのこと。
なお、環境保護の観点から、陸から川に浮かぶオフィスまでの移動にはカヤックを使うとのことで、わずかな時間ではありながらちょっとしたアクティビティ感覚を味わえるのも魅力だ。
ガラリと変わった日常。失ったものも多いかもしれない。でも、変化はチャンス!
こんな時代だからこそ誕生したユニークなオフィスについて詳しく知りたい人はコチラを。