植物由来の「代替肉3Dプリンター」をイスラエルの企業が開発中
食べる人のニーズや好みに応じて独自の代替肉を製造できるようになるかもしれない。
イスラエルのテルアビブで創設されたスタートアップ企業「Redefine Meat」がそれを実現してくれそうだ。彼らは、2020年の商品化を目指し、代替肉専用3Dプリンターの開発を進めている。
食肉と見た目や味がそっくりな植物由来の代替肉を生成するソリューションは、3Dプリンティング技術と三次元の肉に成型するモデリングシステム、植物由来食品の新たな調合法を組み合わせたもの。
これは食肉加工業者や精肉店、飲食店といったB2B向けの3Dプリンターだが、消費者はさまざまな場面や用途で代替肉を選択できるようになるはず。
新しい食と文化を提供することになる3Dフードプリンターの市場の成長は、ユーザーからも業界からも期待が大きい。その証に、Redefine Meatはドイツの大手食品企業「PHW」グループらから、先月600万ドル(6億4500万円)の資金調達にも成功している。
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