編み物に挫折した女子たちが喜ぶ「3Dプリンター」があるんです。

何年か前に編み物に挑戦したことがある。一度やったことがある人ならわかると思うのだけど、何度も繰り返し編む作業はなかなか根気がいる。それに、編み方を間違えたまま進んでしまうなんてこともよくある。途中で飽きてしまうならまだしも、頑張って完成させたのに穴だらけの見るも無残な姿になってしまったという人はたくさんいると思う。ただ、時間はかかるけど、その分愛情を感じるのが手編みの良さ。

Kniterateが開発中の3Dプリンター「Digital Knitting Machines」は、美しくスピーディにセーターやワンピースなど様々なものを編み上げてくれるそう。

もしも、思うように作れず悪戦苦闘している時にこのマシーンに出会ってしまったら、私は誘惑に負けてしまうかもしれない。

プリンターで編む
自分だけのニット

ニットにしたいデザインをPCで作成してから、3Dプリンターに転送すると編み始めます。編み物のプリントアウトなんてちょっとズルい。悔しいんだけど、そこにグッときてしまう自分がいた。

マフラー、靴下、セーター、ワンピース、ネクタイなど、作れるものは幅広い。こんなにワクワクするものなら、想像が膨らみすぎて何を作ろうか迷って当然。そんな時は、複数のテンプレートがあるのでそこからスタートしてみるのもいい。

お気に入りのパターンを
色々な形で

手編みだと何日もかかってしまう作業でも、数時間で終わるらしい。この複雑な模様のセーターは、8時間ほどで完成したそう。同じ柄で靴下やマフラーにすることもできるとか。違う形にして、何度でも作ることができるのも嬉しいポイント。

こういうオリジナルの服ができると誰かに自慢したくなるもの。これ自分で作ったんだよ!(デザインだけね…)っと。

「Digital Knitting Machines」は、家でも使用できるくらいコンパクトなサイズもこだわりのひとつらしい。「Kickstarter」でクラウドファンデングを実施中で、今なら4,699ドル(約522,100円)から。ただし、残念ながら日本への発送は受付けていないそう。

Licensed material used with permission by Kniterate
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。