日本の焼き物に「ドット柄」がカワイイ!
――信楽焼インスパイア系デンマークの器③
家具・インテリアに建築、シューズや時計、メガネなどなど、デンマーク発のアイテムってシンプルなのに、機能性とデザイン性もある素敵なプロダクトがたくさん。おもちゃだってLEGOのように、ポツポツ並ぶブロックの凹凸だけで、可愛らしささえ感じる絶妙なバランス。
そのデザイン先進国デンマークの陶芸家たちが日本の陶磁器に夢中になっているのだそうです。
ラース・ランクもその陶芸家の一人。
陶芸家ラース・ランクが生み出す
信楽焼インスパイア系「Dots」
信楽焼に興味をもったランクは、皿や器など日常でも使えるものが多い日本の陶磁器を、自身のルーツである北欧のデザインと融合させてみることに。
信楽焼のような器って、土っぽい色にムラがある焼き色のイメージだったんですが、そこにシンプルな柄が入るだけで、かなり印象が変わるようです!
日本六古窯を彷彿させる器と“ドット”……これ、相性いいですよ。
底にポップなカラーとアクセントとなるドットを忍ばせた「Dotsシリーズ」。直径7cmのこの小鉢に、なにを盛り付けよう?
「ちょっと一品」の定番おひたしでもいいし、キムチも合いそう。ワインを飲むときには、キューブ型のチーズを入れてみたり、冷たい料理に使うってのもベター。
冷たい前菜のプレートとして、ドット柄を活かした盛り付けにチャレンジするとかもいいですよね。デンマークデザインを活かした器の正しい使い方じゃないですか?
食器としてではなく、小物入れとしても色々使えます。無くしてしまいがちなリングやピアスを入れて、ドレッサーに置いておくのも洒落てる!
リラックスしたい夜はバスルームに持って行って、キャンドルポットとしても活躍しますよ。
この「Dots」シリーズは、オンラインショップ『iloilo(イロイロ)』にて日本でも販売予定とのこと。
ドット柄のついた器が並ぶ部屋って、けっこう愛らしい印象になりそうですよ。