「森を空中散歩できる」遊歩道を歩いてみたい(デンマーク)
コペンハーゲンを拠点とする建築事務所・EFFEKTが、高さ45mにもなる遊歩道のコンセプトデザインを発表しました。樹木で作られた螺旋階段を登れば、雄大な森林を一望できる景色があなたを待っています。
自然と共存する
緩やかな螺旋のスロープ
Image byEFFEKT
「Treetop Experience」と名付けられたこの遊歩道は、コペンハーゲンから南に向かった場所に位置する保護林、Gisselfeld Klosters Skoveに位置します。
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森の環境を壊さぬようデザインされたその道は、地上を歩く低いルートと、上部に伸びた高いルートに分かれていて、2つの視点で森の美しさを伝えてくれます。
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何より特徴的なのは、その螺旋スロープ。頂上まで登れば、保護森林を一望することだってできます。
バリアフリーで、誰でも散歩を楽しめるデザインになのも良いところです。
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歩けば歩くほど
見える景色が変わっていく
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螺旋のスロープを登るうちに、360度全ての視界がどんどん変わっていきます。木々は見る高さによって、全くその表情を変えるのです。
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タワーは上部に向かうほどに開けた形にデザインされているため、頂上はゆったりとした広さの展望台になっています。
森に溶け込む美しい螺旋タワーは、コルテン鋼と木材で作られています。非常に丈夫な上に周囲に溶け込む色合いで、まるでおとぎ話の中のようにも見えます。
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森の中を空中散歩している気分になれそうな「Treetop Experience」。こんな未来の遊歩道を歩いたら、今まで以上に自然の魅力に気付くことができそうです。
Licensed material used with permission by EFFEKT