ついに“起業支援の波”が「飲食業界」にも!
今秋、“プロ向け製造工場仕様”の厨房と客席を兼ね備えた高級シェアキッチン&レストラン「The Star Chef Kitchen」が恵比寿にオープンする。食品製造工場を併設したこのビジネスモデルは、日本初(※)のものだ。
飲食関係ビジネスでは、膨大な初期投資がかかる。通常、どんなに小さな事業を起業するにも、最低1,000万円~2,000万円、食品製造工場となると1億円以上が必要といわれている。集客のためのマーケティング費用や少子高齢化が進むなかでのスタッフの確保も悩みの種だろう。
「The Star Chef Kitchen」は、自分にとって理想の料理を作ろうと独立したシェフが、こうした課題でつまずかないようサポートしてくれる。ちなみに、オープンを目指して約2年間も実証実験を繰り返してきたとのこと。
厨房には、通常の店舗では高額すぎて導入が困難な「製麺機」「瞬間凍結機」「ジェラートマシン」「石窯オーブン」などをはじめとする機器がズラリ。運営する「株式会社Tsumitate Style」は数多くのインフルエンサーとも提携しており、集客面での手助けも手厚い。
現時点では、「飲食店営業」「そうざい製造業」「めん類製造業」「菓子製造業」「アイスクリーム類製造業」の免許を取得済。これ以外の免許も申請すれば積極的に取得してくれるとのこと。
近年、起業を目指す人を支援する手段は増えているが、ほかのビジネスに比べて多大な障壁がある飲食業界にもようやくその波がやってくるようだ。
※株式会社Tsumitate Style調べ(2019年10月30日時点)
©株式会社日本ビデオトランス
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