サーマルカメラ搭載のドローンで失踪事件を解決したフォトグラファー

事件はミネソタ州のベッカーで起きた。その日、6歳の少年イーサンは愛犬のレミーと遊ぶため家路を急いでいた。イーサンはスクールバスで目撃されたのを最後に行方不明に。また、レミーも家から消えていた。

彼らの捜索は、なんの手がかりもないまま30度という炎天下のなか始まった。捜索には600人以上のボランティアが参加したという。失踪から8時間経過したとき、フォトグラファーのSteve Fines氏はサーマルカメラ搭載のドローンで、少年と犬のものと思われる足跡を発見。そしてその2時間後、ついにイーサンとレミーの居場所を突き止め、自宅から約2.4km離れた場所で彼らは無事に保護されることとなった。

Steve Fines氏のドローンを使用した捜索スキルは地元住人から讃えられ、彼はベッカーのヒーローとして一躍有名人に。これは最新テクノロジーは人命救助に役立つことを証明した好事例のひとつだ。

©2019 Fines Aerial Imaging
©2019 Fines Aerial Imaging
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