「Amazon」が「ドローン配送の認可」を受けたと発表
8月31日、米「Amazon」が「アメリカ連邦航空局(FAA)」からドローン配送サービスに対する認可を与えられた。これにより、かねてより構想を発表していた「Prime Air」の実現に一歩近づいたことになる。
今回の決定に関係しているのは「Part 135 Standard」という航空規則。小型プロペラ飛行機による定期便などを認可するもので、これを得たAmazonはアメリカ国内で本サービスに近い内容でトライアルを実施できることに。数年前は不可能だと思われていた30分配達も、もしかしたら可能になるのかもしれない。
ちなみに、アメリカでは「FedEx」をパートナーに迎える「Alphabet」グループの「Wing」や「UPS」もFAAから一部の地域で有効なドローン配達サービスの認可を与えられている。
近い将来、運送業界に起きるであろう大きな変化に注目したいところだ。
Reference: Amazon’s Drone Delivery Fleet Hits Milestone With FAA Clearance / Bloomberg, Package Delivery by Drone (Part 135) / Federal Aviation Administration
Top image: © Amazon