Amazonが「1時間配送サービス」を日本でも開始!
先日、シアトルに初のリアル店舗としてオープンした書店が、大きな話題となったAmazon。次なる注目の取り組みは、アメリカ、イギリス、イタリアに続いて4ヵ国目となる、ここ日本での「Prime Now」の展開だ。
日用品や趣味・嗜好品など
18,000点が1時間以内に届く!
2015年11月19日(木)に開始した同サービスは、Amazonプライム会員向けのもの。対象商品となる約18,000点の商品を、注文から1時間以内に届けてくれるのだという。
現在の対象エリアは東京都世田谷区、目黒区、大田区、品川区、渋谷区、港区、杉並区、新宿区(一部除く)。2,500円(税込)以上の注文を条件に、配送料金890円(税込)で「1時間以内配送」を選択できる。配送時間は午前6時から深夜1時までで、状況はGPS機能により、リアルタイムで確認が可能だ。
「Amazon.co.jpでは、2007年にAmazonプライムを開始して以来、翌日配送サービス、当日配送サービスを順次開始し、迅速な配送サービスの向上に努めてまいりました。Prime Nowは、さらなる迅速な配送サービスを追求した結果実現したプライム会員向けの新たなサービスです。Amazonのビジョンの一つである『地球上でもっともお客様を大切にする企業』を目指す一環として開始いたしました。東京でのサービス開始を皮切りに、今後多くのプライム会員の皆様にご利用いただけるように、対象エリアを順次拡大してまいります」
アマゾン ジャパン株式会社 代表取締役社長ジャスパー・チャンは、同サービスについて、このようにコメントしている。
ネット通販業界における
“配送スピード志向”
Prime Nowは、「会社員が朝起きてすぐに商品を注文し、出勤前に受け取る」「退社時に注文し、帰宅と同時に受け取る」といった使い方が想定されているとのこと。
ネット通販業界では、楽天株式会社が都内の一部で、最短20分配送の新サービス「楽びん!」の本格展開を始めたほか、ヨドバシカメラも一部の地域で、最短6時間で配送するサービスを開始。利用者確保を目指した“配送スピード”への注力が本格化している。果たして、この戦いを制するのは…?
Reference:Amazon.co.jp