「死」を森林保全に。日本初、循環葬のサービスが運営開始

国内で初めて、人と地球にやさしい循環葬「RETURN TO NATURE」の運営が開始される。

この循環葬とは、日本全国の寺院所有の森(墓地)を拠点に、墓標も何も残さず埋蔵するサービス。遺骨を土に還りやすく加工し、自然との循環を促す方法で埋蔵するという。

©at FOREST株式会社

海外での事例なども紹介してきたが、日本でもサービスとして展開されることになった循環葬。

関西の名高い霊場である大阪「能勢妙見山」をはじまりの場として、今月18日(火)より予約受付がスタートする。

©at FOREST株式会社

売上の一部は、循環葬「RETURN TO NATURE」を通じて拠点となる森の保全活動に充てるとともに、森林保全団体に寄付。誰にでも訪れる“死”を森づくりにつなげ、自然豊かな未来に貢献するとのこと。

多様性を認める豊かな社会になっていくなか、「森を守る助けとなり、世界の森を救う一助となる」とした、新しく自分らしい埋蔵のかたちが提案されている。

『循環葬「RETURN TO NATURE」』
【URL】
https://returntonature.jp/

Top image: © at FOREST株式会社
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