まもなく日本初上陸?マスカットが香るボリビアの蒸留酒「シンガニ」

今一番気になっているお酒は「シンガニ」だ。

シンガニとは、ボリビアの特定の地域でとれたマスカット・オブ・アレキサンドリアから作られた蒸留酒のこと。原産地名保護(PDO=Protected designation of origin)の対象にもなっているお酒で、爽やかな口当たりと、華やかに広がる香りが特徴だが、残念ながら日本でその魅力を知る人はほとんどいない。

しかし、日本でシンガニの試飲会をおこなったところ、試飲した約95%の人が「おいしい」と答えたという。

<シンガニを飲んだ感想(フリーアンサー)>
・華やか、けっこうドライ、香りが長く残る
・マスカットの香りがほんのりする。主張しすぎなく良い感じです
・炭酸で割るとフルーティーさがでてきてさわやかに飲めた
・まろやかだった。ハーブのようなさわやかなイメージ
・ジンジャーエールで割るとほどよく甘くてスッキリと飲めました
・酸味のあるスッキリとした味わい。日本酒にも近い香り
・フルーティーさが感じやすい。甘味も優しく使いやすそう
・マスカットのみずみずしくて甘い香りが広がり、柑橘のさわやかさも感じました
・全体的にバランスが良い。マスカットらしさもほどよく上品でよい
・度数ほどのアルコールの強みはなく比較的飲みやすい
・マスカットの香りが広がります
・グラッパに近い味がしました

このシンガニを、日本で初めて正式輸入しようというプロジェクトが、クラウドファンディングサイト「Makuake」でスタートしている。

リターンとして届けられるのは、シンガニの代表的なブランド「ロス パラレス」。2017年、米国で開催された世界的な酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」において、ダブルゴールドメダルを獲得した世界的にも評価の高いシンガニだ。

海抜1,800メートル以上で育ったブドウで作られたロス パラレスは、活気に満ちた柑橘系の香り、白桃のような甘い香り、花やハーブのような香りも感じられるという。口当たりはなめらかで、長い余韻。

......嗚呼、飲みたい。

Top image: © 2019 株式会社北澤企画事務所
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