「火をもって火を制す」。Zippoが森林の再生と保護に貢献するプロジェクトを開始

世界でもっとも知られたライターブランド「Zippo」がスタートした「Fight Fire with Fire」は、植樹を通じて世界の森林再生に貢献するプロジェクトだ。

このプロジェクトでは、カスタムメイドの木製品を製造するテック企業「WOODCHUCK USA」の協力のもと、Zippo「Fight Fire with Fire 」コレクションのライター1点の販売につき1本の植樹をおこなう。

ライターメーカーとして火の有用性とその自然の力を熟知している彼らは、火の力の危うさも深く理解している。その典型的な例が、世界各地で起きる森林火災。このうち、84%の発生原因が人の手によるものだという。

この現状を知ってもらうため、「ナショナルジオグラフィック」制作による原生林の90%が破壊されたマダガスカルの現状を伝える動画写真シリーズも公開。

火の携帯を可能にしている企業として、責任をしっかりと受け止めていることを強く感じさせる今回のプロジェクト。すべての人々に関心をもってもらうばかりでなく、解決へ向けての協力などポジティブな変化も期待しているのだろう。

Top image: © Zippo
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。