死んだら森に還る。人と地球にやさしい「循環葬」サービス開始

国内で初めてとなる人と地球にやさしい新しい“弔いのかたち”がはじまった。

関西でも名高い大阪・北摂の霊場「能勢妙見山」をはじまりの場所に、人と地球にやさしい循環葬「RETURN TO NATURE」のサービスが先月からスタートしている。

循環葬当日イメージ ©at FOREST株式会社

今年4月には予約の受付も開始していた同サービス。

日本全国の寺院所有の森(墓地)を拠点に、墓標もなにも残さず埋蔵する「RETURN TO NATURE」では、遺骨を土に還りやすく加工し、埋蔵後に自然との循環を促す方法をとる。

売上の一部は、拠点となる森の保全活動に充てるとともに森林保全団体に寄付され、誰にでも訪れる“死”を自然豊かな未来への貢献につなげるとのこと。

©at FOREST株式会社

森に訪れ、緑と大地へ向かい弔いの心を傾ける。

目の前の木々や土として新たな生命(いのち)に循環されたその場へ祈りは、親しかった故人への偲びだけでなく人と地球に対する安寧の祈りにもなるだろう。

©at FOREST株式会社

『循環葬「RETURN TO NATURE」』
【URL】
https://returntonature.jp/

Top image: © at FOREST株式会社
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