元牛乳屋が考えた、地球にやさしい「コカ・コーラ」
「コカ・コーラ」をエコに楽しめる配達サービスが試験的に実施されている。
食品通販サイト「Milk & More」が、「コーラ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナー(CCEP)」と提携。ガラス瓶入りの「コカ・コーラ ゼロシュガー」を消費者の玄関先から直接配達→返却→詰め替え→再利用できる取り組みだ。
この試みは、6月5日から開始されており、8~12週間、在庫がある限り南ロンドンとイギリス南部中心部で展開される。
消費者が「コカ・コーラ ゼロシュガー」の1リットル入りガラス瓶を購入し、水洗いして玄関先に置いておくと、回収されるという仕組みは、まさしく創業当初の「Milk & More」が牛乳配達で培ってきたノウハウそのもの。
ついにコカ・コーラもサーキュラーエコノミー(循環経済)を採用し始めているようだ。
ちなみに、コカ・コーラ瓶の洗浄、詰め替え、再利用のプロセスは最大20回まで可能で、二酸化炭素排出量を82%削減できる見込みだという。
CCEPのシニア・サステナビリティ・マネージャーであるジョー・パドウィックは「このような試みは、私たちのサステナビリティの旅において重要なステップ」だと述べている。
瓶コーラはもともとあるけれど、あれを1リットルサイズで展開しちゃうんだから、さすがは元牛乳屋さん。発想が違うなぁ。
Reference: Glass Coca-Cola bottles to undergo doorstep reuse scheme in trial run by Milk & More and CCEP
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