「聖水」が入ったNIKEの「ジーザス・スニーカー」

10月初旬、アメリカのファッションブランド「MSCHF」が、ナイキの名作「AirMax97」をカスタマイズしたスニーカーをリリースした。

その名も「ジーザス・スニーカー」。

アイテムのテーマはイエス・キリスト。シューレースには十字架のチャームがついていたり、かかとやサイドの部分には「INRI」や「MT. 14:25」といった、キリストや聖書にまつわる文字が記されているなど、複数のポイントにそのテーマに沿った特徴が散りばめられている。

そして、きわめつけはエア部分。ここには、キリストが洗礼を受けたヨルダン川の水を清めたという、ホンモノの「聖水」(60cc)が入っている。

着用すれば聖なる水を身近に感じながら生活できるということで、その信仰心は折り紙つき……といったところだろうか。

ちなみに、値段は3000ドルにもかかわらず、発売してすぐに完売したというから驚きだ。

ちなみに「MT. 14:25」(マタイの福音書14章25節)について『新訳聖書』を引いてみると……「イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた」と記載。なるほど、まさにジーザスなスニーカー!

「聖水」NIKEの「ジーザス・スニーカー」
©2019 Catalina Kulczar
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。