「キッチンカーをやりたい!」絶対に知っておきたい3つのこと

近年、存在感を増しているフードトラック(キッチンカー)だけど、自分の生活圏に出ている“お店”以外に触れる機会がほとんどないし、情報としてもまとまってない。

どうせなら、“食べたい”はもちろんのこと、“始めたい”という人に向けた記事も作りたい!

というわけで、約700店舗と提携する日本最大級のフードトラック・プラットフォーム「TLUNCH」を運営し、月間100人以上のフードトラック開業希望者と向き合っている株式会社Mellowの向氏に「開業する前に知っておくべき3つのこと」を聞きました。

出店予定のない人も「へぇ〜」となる内容!

01.
まず探すべきは
トラックよりも「営業場所」

©株式会社Mellow

飲食店は店舗作りが大事です。フードトラックの場合、お客さまを呼び込むための店舗づくりが大切なのはもちろんですが、営業場所を確保することが何よりも大切なんです。

実際、出店計画を練る前にフードトラックを作ってしまったはいいけれど、「営業場所がなくて困っている」という相談は少なくありません。フードトラックは出したい土地の所有者に交渉して出店許可をもらう、というのが基本的な流れですが、個人でやるにはこれがなかなか難しい。空きスペースのマッチングサービスを利用する方もいますが、固定賃料を支払わなければならないうえ、フードトラックの営業向きではない場所も多いため、リスクも大きくなります。

「TLUNCH」のようなサービスに登録し、「◯◯ビルで××曜日に出店したい方募集!」という案内があった際に応募するのがベストです。年始は出店可能な場所が少ない傾向があるので、事前にチェックしておかなければ、フードトラックはあるけれど営業できないという状況になる可能性もあります。

「TLUNCH」をはじめ、他にも出店場所を提供しているサービスはあるので、開業を考えたらすぐにコンタクトをとり、時期と場所について相談するのがオススメです。「TLUNCH」を運営するMellowは毎月「フードトラックセミナー」を開催し、売上データをもとにしたフードトラックトレンドの情報も提供しています。セミナーの参加者へは無料の開業相談も承っていますよ。

02.
なんでも屋はNG!
必ず「コンセプト」を

すでに開業しているフードトラックでもよくあることなのですが、“なんでも屋”になることは避けるべきです。

たくさんのジャンルやメニューを取り扱っていたとしても、隣に専門店がいたら、お客さんは専門店に行ってしまうでしょう。100%ダメとは言い切れませんが、何屋か分からない、こだわりが感じられない状態だと、売上が立たないケースがほとんどです。

フードトラックを始めようと思うのであれば、こだわりとコンセプトをしっかり考え抜いてからがいいでしょう。提供するものをしっかりと決められれば、それを作るために効率のいい設備や配置、調理器具の選定もできます。

「あるセミナーで、フードトラックは味の良し悪しなんて関係なく、流行りのメニューをいかに早く提供できるかが大切だ!と言っていたので、とりあえずタピオカで開業したのですが、売れなくて困っています……」そんなお話を最近聞きました。

また、「どんなメニューが売れてますか?」という質問もよくいただきますが、そんなものはありません。タピオカがブームだからタピオカが売れるのかというと、そうではないんです。

タピオカ系フードトラックのなかでも、しっかりとこだわりを持っているお店は売れますし、流行りに乗っかっただけの取ってつけたようなお店は売れません。

自分のやりたいもの、こだわりを持てるもので勝負してみてください。

03.
フェス出店を軸に考えると
落とし穴が!?

©株式会社Mellow

夏の大型音楽フェスでフードトラックグルメは定番化してきました。フェスとフードトラックの親和性はとても高いと言えます。そういった大型イベントは大規模な集客を見込めるため、「儲かりそう!出店したい!」と思うかもしれません。

しかし、事業計画を立てる際に、1回のイベントで100万円の利益を出して初期費用をまかなおうと考えるのは現実的ではありません。大型イベントへの出店は競争率が高く、始めたばかりのフードトラックが出店するのは難しいでしょう。また、それだけの利益が見込める大型イベントは、年に何度もあるわけではありません。

しかも、雨が降って中止になれば、売り上げはゼロ。そもそもの出店料が高額な場合も多いですしね。競争率の高いところに重きを置くのは、想像以上にリスクが高いんです。

その点、ランチ営業はイベントと違って、いわゆる“リピーター商売”。リピーターを獲得できれば平日に安定した収益を得ることができます。週末のイベントはなくても問題にならないように事業計画を設計するのがベストです。

イベントに出店し、楽しく営業するに越したことはないですが、平日のランチを本業にし、イベント出店はあくまでも事業を安定させたうえでのオプションと考えておくべきでしょう。

Top image: © 株式会社Mellow
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