直近3年間の 「Spotify」での人気アーティストの変遷をチェック!

音楽配信サービス「Spotify」において、2017年から2020年までに「もっともストリーミングされたアーティストTop10」がYouTubeで公開された。

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2017年に「÷」をリリースして世界的なスターへと上り詰めたエド・シーランが、同年においては圧倒的な首位を維持。シングルカットされた「Shape of You」は、23億回以上再生され、その記録は現在も破られていないという。

2018年はドレイクが「スコーピオン」を発表して数々の記録を更新。大きな話題を呼んだ同作だが、Spotify上ではポスト・マローンと僅差で首位を獲得することはできず.....。

2019年以降はポスト・マローンが単独首位を維持。今月には史上初となる「Spotifyで10億回再生された曲を5曲持つアーティスト」という金字塔を打ち立てた。

注目すべきは、2018年6月に20歳でこの世を去ったXXXTENTACIONの死後の快進撃だ。ポスト・マローンも含めてこの2人のラッパーはSoundCloud出身。彼らは、インターネット上で楽曲を発表して注目を浴びた“新世代のアーティスト”であり、無名でも実力があれば音楽業界のトップに立てることを証明してみせている。

ザ・チェインスモーカーズカルヴィン・ハリスなどのEDMアーティストに加えて、ルイス・フォンシといったヒット曲を持つアーティストは、安定して多くの再生回数を記録。

去年よりカリスマ的な人気を誇っているビリー・アイリッシュは先月時点で6位。思ったよりも上位ではないと感じるが、彼女がまだ1枚しかアルバムをリリースしていないことを考えると、このポジションにいることは驚異的といえる。

全再生回数という統計の特性上、根強い人気を誇るアーティストが上位を占めているが......さて、圧倒的な強さをみせるビリーは、首位を獲得できるのか、さらなるスターが登場するのか。今後の動きが楽しみだ。

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