一度は泊まってみたい世界のヤバい「Airbnb」特集

旅行の楽しみの大きな要素を占める宿泊先。ラグジュアリーなホテルやできる限り安いホステルなど選択肢はありますが、Airbnbにはその地域でしか得られない体験を提供してくれる物件がたくさん登録されています。2020年1月のAirbnbのレポートによると、220以上の国と地域190万件以上の物件が登録されており、1億5000万人ものユーザーが利用しています。行きたいところを時間のあるときにリストアップしておいて次の休暇の準備をするのも楽しいですし、ユニーク物件探しはオンラインで旅行している気分も味わえます。TABI LABOでは世界各地の文化や自然をより濃く楽しめる物件を紹介してきましたが、中でも特にユニークで目を引いた海外の物件をピックアップしました。

ハワイの火山の麓にあるAirbnb

ハワイの火山の麓に建つAirbnb
©Artistree Homes

Phoenix House」はハワイにある世界最大級の活火山マウナ・ロアの麓に泊まれるAirbnbです。送電線などはなく、雨水が主な水の供給源となっており、電気もソーラーパネルで発電しています。溶岩が海に流れ込む様子を見に行くアクティビティが楽しめるそうですが、圧巻なのは独り占めできる満点の星空。日本人の利用客も多いそうです。続きを読む>>>

インドの王宮に泊まれるAirbnb

インドの王宮に泊まれるAirbnb
©Airbnb

2019年の11月に新たにAirbnbに登録された「グディヤ・スイート」はインドの王族、パドマナーバ・シングさんがホストとなる本物の王宮です。それまでは王族とその賓客しか立ち入ることが許されていなかったお城の一室に宿泊でき、専属の執事がつくおもてなしも。約300年の歴史がある王宮での宿泊は一生の思い出になる貴重な経験になること間違いなしですね。続きを読む>>>

イタリアの古代集落にあるAirbnb

イタリアの古代集落に泊まれるAirbnb
©Airbnb

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」はイタリアのローマとフィレンツェの中間あたりにある古代集落です。イタリアの公共建築物で初めてAirbnbに常時掲載されることになった物件は、崖の上の集落に建っており中世の雰囲気を感じることができます。街自体は17世紀と18世紀に大きな地震が発生し、たくさんの人が街の外へと移り住んでしまったために「死にゆく街」とも言われています。このAirbnbの収益も集落の文化保存、維持に使われるとか。続きを読む>>>

トナカイの遊牧民の家に泊まるAirbnb

モンゴルの遊牧民
©2018 what3words & Airbnb

こちらは北モンゴルの森で暮らすトナカイの遊牧民ツァータン」の家に宿泊できるプラン。彼らは住所を持たずに常に移動しながら生活しているため、なんと予約した後に地理的座標を3つの単語で示すシステムで詳細が明かされる仕組み。搾りたてのトナカイのミルクのウェルカムドリンクや、モンゴリアンポーカーなどの伝統的な遊びや暮らしを体験できます。続きを読む>>>

カリフォルニアの砂漠に泊まるAirbnb

カリフォルニアの砂漠に泊まるAirbnb
©Brian Smirke / We Are In Our Element

アメリカ・カリフォルニアジョシュア・ツリー国立公園内に泊まれるAirbnbはオーナー夫妻が2年をかけてリフォームした物件です。自然素材を取り入れてDIYされた空間はとても心地好さそうですが、なんと砂漠の中にぽつんと建っています。非日常な開放感に溢れた空間で自然を楽しめそうです。続きを読む>>>

少々難易度が高めの物件を紹介しましたが、今や国内旅行でも登録数が増え便利になってきているAirbnb。ポーターやルームサービス、毎日のクリーニングなどホテル的なサービスはないところは多いですが、実際の地域の暮らしをより感じられる宿泊先を次の旅行プランに加えてみてはいかがでしょう。

Top image: © Airbnb
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。