フィンランドのアイスホッケーリーグが「eスポーツ」でプレイオフを決行!

先日、フィンランドのアイスホッケーリーグ「SMリーガ」は、新型コロナウイルスの影響を受けて予定していたプレイオフの開催を断念……したと思われたが、なんとビデオゲーム「NHL 20」を使用してeスポーツで開催することを発表した!

「NHL 20」は、米国ゲーム会社の「EA」が製作したアイスホッケーのゲームで、今回の大会はフィンランドのeスポーツリーグ「Telia Esports」と手を組んでおこなわれる。試合のルール、スケジュール、そしてコメンテーターも現実と同じもので開催される予定だ。

開催にあたって参加を予定していた10チームはゲームをプレイする代表を一名選定。選手のなかから選ぶ必要はないため、フィランドの有名人や元選手、そして熱狂的なホッケーファンがチームを背負ってプレイするとか。

さすがに非公式戦扱いとなるこの試合であるが、スポーツリーグがプレイオフをゲームで開催するのは世界初の試みだ。

試合の内容は各種配信サイトで視聴が可能で、三位決定戦と決勝は同国でもっとも大きいテレビ会社「MTV3」でも放映されるらしい。

幸福度ランキングで3年連続1位を獲得しているフィンランド。幸せの秘訣は“楽しい企画に貪欲”なこの姿勢かもしれない。

© Telia Esports Series FI/YouTube
Top image: © 2020 Telia Finland
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。