自己肯定感が低いと人生がつまらない!簡単に高める方法とは?
「自分のことをどうしても否定してしまう」、「自分の事を好きになれない」などの悩みは深刻ですよね。この記事では、そんな悩みを解決するために自己肯定感を高める方法について紹介していきます。誰でも簡単に自己肯定感を高めるためのコツ・ポイントを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
自己肯定感とは?
そもそも自己肯定感とはなんなのでしょうか。
自己肯定感とは、自分を前向きに評価することができる気持ちのことです。ありのままの自分を認められる能力ということもできます。自信・ポジティブシンキングなどと似ている言葉です。
自尊心との違い
自己肯定感と同じような意味を持つ言葉として、自尊心という言葉がありますが、ややニュアンスは異なります。似た言葉ですが自尊心とは「自信・プライド」のことです。自分が優れていると思っている場合には、「自尊心がある」と表現するのが適切でしょう。
これに対して、自己肯定感は、ありのままの自分を認めることができる気持ちのことで、必ずしも優れていると思っているとは限りません。
自己肯定感が与える影響
自己肯定感の有無は人生に大きな影響を与えます。
自己肯定感が低く、自分のことを認めることができないと、何をするにおいても自信を持てず、人生がつまらなくなってしまいます。
自己肯定感が髙ければ、心に余裕を持った素敵な人生を過ごすことができます。ありのまま過ごせるというのは、人生を送る上で非常に重要なのです。
どうして自己肯定感が低くなる?
自己肯定感が最初から低い人はいません。どうして自己肯定感が低くなってしまうのでしょうか。自己肯定感の有無は、育った環境や人間関係に左右されると言われています。どのような人生を過ごしてきたのかによって変わってくるのです。
自己肯定感が低い人は、家庭環境に問題があったり、学校などでいじめられたりした場合が多いと言われています。
自分でチェック!自己肯定感が低い人の5つの特徴
以下では、自己肯定感が低い人の5つの特徴を紹介していきます。
心当たりがある項目が多ければ、自己肯定感が低いのだということになります。是非とも以下の5つの項目について自分があてはまらないかどうかチェックしてみてください。
【1】劣等感が強く、すぐに人と比べては落ち込む
自己肯定感が低い人は、強い劣等感を持っており、すぐに他人と比べて落ち込んでしまう癖を持っています。
些細なことであっても、他人と比べて、「自分は駄目だな」と思ってしまっていませんか?本来比べなくてもいいようなことで、比べてしまい、思考がマイナスに向いてしまうのが自己肯定感が低い人の特徴なのです。
【2】いつも「どうせ」「自分なんて」と思ってしまう
自己肯定感が低い人の口癖は「どうせ」や「自分なんて」などです。
「どうせ~」という考えも「自分なんて」という考えも、必ずネガティブナ方向に結論が偏ってしまいます。マイナス思考になりがちなことが口癖・思考の癖となっているから、自己肯定感も低くなり、思考のパターンがマイナスに偏ってしまいます。
【3】自分の意見を言えず、周囲に任せがち
自己肯定感が低い人は、自分の意見を出すのが苦手です。意見を出すのは人任せにしてしまい、自らの意見を表に出さない傾向があります。
人は、他人から自分の考えを肯定されることで、自信を感じ高い自己肯定感を得ます。自分の考えを出さなければ、他者からプラスに評価される機会もなくなるので、自己肯定感が低くなってしまうのです。
【4】なかなか本気を出さない
自己肯定感が低い人は、なかなか本気を出すことをしません。本気で何かに臨んでも、どうせ失敗してしまうだろうと思い込んでしまっているためです。また、本気を出さないのは、失敗する自分を認めたくないことの表れでもあります。
失敗すると全力の自分を否定されてしまったような感覚になりますが、逃げてしまっていては自分を好きになることができませんし、得られるものを少ないです。失敗を気にせずチャレンジすることで、結果に関わらずやりきった自分を認めることができ、次回に活かせる明確な経験が手に入ります。
【5】他人を批判したがる
自己肯定感が低い人は、他人を批判したがる傾向を持っています。
自分の方が優れていると証明するのに必死なのです。これは、自己肯定感の低さの裏返しと言ってもいいでしょう。
しかし、他人を否定しても自己肯定感は得られません。それでも、自分の中にあるモヤモヤとした気持ちを解消するために、他人を批判しようとするのです。
自己肯定感が高いと人生が豊かになる
自己肯定感が高いと、人生はうまくいく方向へと転がりだします。豊かな人生を過ごすためには、高い自己肯定感が必要不可欠と言ってもいいでしょう。自己肯定感はそれほどに人生において重大なものなのです。
以下では、具体的にどのように人生が豊かになるのか、その例を3つほど紹介していきます。
心に余裕が生まれる
自己肯定感が高いと、心に余裕が生まれます。精神的に安定した状態になり、毎日が楽しく感じられるようになります。
ありのままの自分を認められるので、自分の状態について不安に感じることからも解放されますし、悩み・劣等感なども抱かず(気にせずに)に人生を過ごしていくことができます。こんな自分が嫌いというような悩みからも解放されるでしょう。
人に好かれる、味方が増える
自己肯定感が高い人は、自然と仲間や友人が増えて、人に好かれることが多いです。
自分のことを肯定できる人は、他人の長所を見るのが得意です。褒めるのが上手な人は、誰からも好かれますよね。周囲の人の長所を見出して褒めることができるので、人に優しくなることができて、結果として仲間が増えるのです。
どんどんチャレンジして自分を高められる
自己肯定感が高い人は、何事にも積極的に挑戦し、常日頃から自分をさらに高めていくことができます。
もちろん挑戦の数を増やすと失敗の数も増えるのですが、「失敗した自分」でさえも認められる心の持ち主ですので、失敗を恐れず糧とすることができます。
失敗は成功の元という言葉があるように、数多くのチャレンジの先にさらに良い自分が待っているのです。
今日からできる、自己肯定感を高める10つの方法
自己肯定感が低い傾向にある方は、すぐにでも自己肯定感を高めていきたいと思っていますよね。以下では、今日から実践できる自己肯定感を高めるための方法を10個紹介します。
自己肯定感を高めるのは意外と簡単です。ただし、実践したからすぐに自己肯定感が高まる特効薬のような方法はありません。いずれも徐々に自己肯定感が高まる方法であることに注意してください。
【1】自分の短所を長所に置き換えてみる
短所を長所に置き換えてみる方法は「自分は短所ばかりで、長所なんてない」と思っている方におすすめの対策です。実は自分が短所だと思っているだけで、見方を変えれば長所にもなりえるかもしれません。
たとえば、神経質な人は細かな点までよく気付ける性格の持ち主です。周囲に気配りができる素質があると言えるでしょう。のろまな人だって、実は慎重に物事を進められる性格の持ち主だと言えます。
このように短所を長所に置き換えることで、自己肯定感を徐々に上げていくことができます。
【2】自分がしたいことを最優先にしてみる
自己肯定感が低い人は、自分のことは後回しにして周囲を優先する傾向を持っています。しかし、それでは成長の機会は得られません。
そこで、自分がしたいことを最優先にしてみてはいかがでしょうか。やりたいことをやれているというだけで、自分の中の鬱屈とした感情は晴れてきます。どんどんチャレンジして成功体験を積み重ねていきましょう。
【3】外見を整える
自己肯定感が低い方は、「自分がおしゃれをしたところで......」と理由を付けて、ファッションや身だしなみに気を使わない傾向が多いです。まずは外見を整えることにチャレンジしてみてください。
気持ちと、見た目とは関係がないと思っている方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。身なりに気をつかうようにするだけでも、他者からの目が変わりますし、今日の自分は完璧だと自信が持てます。
【4】嫌な事や人から距離を置く
どんな人にも、苦手だったり嫌だったりする事や人があるものです。自己肯定感を高めていく際に、素質的にできないことやどうしても自分を認めてくれない人はマイナス要素となるため、距離を取るようにしましょう。
反対に友人や家族、恋人など自分のことを好いてくれる人たちとの時間を増やすことで自己肯定感を高めることができます。
【5】自己肯定感の高い人の側にいるようにする
自己肯定感の高い人は周囲にも良い影響を与えます。人を褒めることが上手ですし、周りに自信を与えてくれるものです。
ですから、自己肯定感を高めたい場合には、自己肯定感が強く人生が充実してそうな人の側にいるようにしましょう。自己肯定感の強い人のそばにいると、思考のクセがなんとなく掴めてくることもありますよ。
【6】褒められたら素直に受け取る
自己肯定感が低い人は、物事や言動について批判的な考え方をしてしまいます。たとえ自分の行動が褒められたとしても「本当だろうか」と疑ってしまうのです。「そんなことはないです」と慌てて否定する人もたくさんいるでしょう。
シチュエーションによっては謙遜も必要ですが、否定はせず褒められたのですから、素直に喜べばいいのです。ポジティブな評価を信じて、褒められた部分が自分の長所・いいところなんだ、と把握することで自己肯定感を高めてください。
【7】ネガティブな言葉を使わないようにする
自己肯定感が低い人には、ネガティブな「思考のクセ」があります。何事もマイナスに捉えてしまう思考パターンに陥っているのです。
思考のパターンを変えるのは簡単ではありませんが、まずは否定的な言葉を使わないようにすることから始めましょう。「どうせ」や「自分なんて」などの言葉は、ネガティブな結論を出してしまう言葉です。まずはこうしたネガティブワードを封印することから始めましょう。
【8】気分をリフレッシュする
ストレスが溜まっていると、どうしてもネガティブな思考に陥りがちです。そこで、ストレス解消のためにリフレッシュ期間を取るようにしましょう。
日々のストレスをきっちり発散させるだけでも、思考パターンは随分と変わってきます。
リフレッシュの方法として睡眠をとる、運動をする、趣味に没頭するなどの方法があります。
【9】学術的に自分の心理を理解する
自己肯定感が低い人は、自分の状態をあまり把握できていない場合があります。心理学的・学術的に自分がどういう状態にあるのかをしっかり理解することで自分への理解を深めることができます。
劣等感やネガティブな気持ちの連鎖など、学術的な側面から自分の気持ちを把握してみるようにしましょう。「今時分は仕事で嫌なことがあったから全てにおいて否定的になってしまっているんだ」などと自分を客観視することで、本来の自分を取り戻せるかもしれません。
【10】1日の終わりに今日できたことを思い出す
自己肯定感は、成功体験を積み重ねることで高めていくことができます。実はほとんどの人は1日に1個くらいは「成功」をしているのですが、それに気づいていないことが実に多いのです。
毎日1日の終わりに今日「できた」ことを振り返ることで、着実にプラスに向かっているのだということを客観的に把握することができます。「成功日記」をつけてみるといいでしょう。