「クロスバイク」おすすめ7選!通勤や休日のサイクリングにも!

緊急事態宣言が解除され、オフィスへの通勤が再開。あのぎゅうぎゅうの満員電車に乗ると思うと気が進まない......という方も多いのでは?

そこでご提案したいのが、クロスバイクを使っての通勤です。クロスバイクは安定感に優れ、スピードもしっかりと出るため、街中での通勤にぴったりな自転車なんです。

また、1〜2mのソーシャルディスタンスを自然と保つことができるというのもおすすめ理由のひとつ。もちろん通勤だけでなく、休日のサイクリングも楽しむことができ、オンオフで活躍してくれます。

今回はそんなクロスバイクの基礎知識や初心者におすすめのクロスバイクをご紹介!初めてのクロスバイク選びの参考になればと思います。

クロスバイクって?ロードバイク、マウンテンバイクとの違いは?

クロスバイクで街を走る男性
©iStock.com/Halfpoint

クロスバイク、マウンテンバイク、ロードバイク、どれも自転車ですが、どのような違いがあるかご存知ですか?

千葉県でスポーツバイクを中心に販売する自転車専門店CSO Byscleによると、「マウンテンバイクとロードバイクを足して2で割ったようなスタイルの自転車をクロスバイク」というのだそう。

つまり、スピードの出やすい「ロードバイク」と、悪路でも走りやすい「マウンテンバイク」の良いとこどりの自転車が「クロスバイク」ということ。以下では、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

【ロードバイク】
・スピードの速さ:◎
・安定性:▲
・価格の安さ▲

 

【マウンテンバイク】
・スピードの速さ:▲
・安定性:◎
・価格の安さ:▲

 

【クロスバイク】
・スピードの速さ:◯
・安定性:◎
・価格の安さ◎

自転車を買うならクロスバイクが絶対おすすめな理由

理由01. リーズナブル

「自転車は欲しいけど、高いものは買えない……」という方にクロスバイクはぴったりです。ロードバイクやマウンテンバイクの場合、初心者から始めるのに20万以上はかかると言われています。

一方、クロスバイクは、ものにもよりますが5万円程度から購入することができます。ママチャリと比べたら高いと思うかもしれませんが、5万円であのカッコイイ自転車が手に入る、しかも通勤や休日のアクティビティにも使える、と思ったらなんだかお得な気がしてきませんか?

理由02. 初心者でも運転しやすい

クロスバイクはママチャリと同じように上体を起こした姿勢で乗ることができるため、初心者でも比較的運転しやすいといわれています。また、ハンドルがストレートタイプのものが多いため、違和感なく乗り換えできるという特徴があります。

理由03. カスタマイズできる

もし自転車の魅力にハマって「もっとこだわりの一台に乗りたい!」と思ったら、タイヤやサドル、ペダルなど豊富なパーツを自由に組み合わせて、好みの乗り心地にカスタマイズできます。

クロスバイク選びのポイント

クロスバイクを持つ男性
©solominviktor/Shutterstock.com

クロスバイク選びに大切なのは、自分の体や用途にピッタリあったものを選ぶことです。ここでは、クロスバイクを購入するときに必ず確認しておきたいポイントをまとめています。なんのためにクロスバイクを買いたいのか、用途をイメージしながら、選ぶときの参考にしてみてくださいね。

ポイント01. 正しいサイズを選ぼう

一般的にクロスバイクのサイズはシートチューブの長さ(13インチ、15インチやS、M、Lなど)で表示されることが多いです。そして、そのシートチューブの長さと自分の身長を照らし合わせることで、自分にぴったりなサイズのクロスバイクを見つけることができます。

例えば、自転車メーカーのSPECIALIZEDの公式オンラインストアのサイズチャートをみてみましょう。

【男性の場合】
・身長155〜165cm→S
・身長165〜175cm→M
・身長175〜183cm→L
・身長183〜193cm→XL

 

【女性の場合】
・身長145〜152cm→XS
・身長152〜160cm→S
・身長160〜170cm→M
・身長170〜180cm→L

サイズ表はメーカーや製品によって異なることもあるので、購入前にしっかり確認してください。

サイズがわかったらあとは試乗して、乗り心地を確かめてみると良いでしょう。オンライン購入も増えてますが、安い買い物ではないので、初心者の方は可能であれば専門店などで店員さんに相談しながら選ぶのが安心です。

ポイント02. フレームの素材で選ぼう

クロスバイクのフレームに使われる素材は主に3種類。アルミ、クロモリ、カーボンのいずれかが使われているものが多いです。それぞれの素材に特徴があり、重さや耐久性が異なるので、以下を参考にご自身にあった素材のクロスバイクを見つけてみてくださいね。

【アルミ】
・耐久性◎
・スピード◯
・振動吸収性▲
・重さ◯
・価格の安さ◯

 

【クロモリ】
・耐久性▲
・スピード▲
・振動吸収性▲
・重さ▲
・価格の安さ◎

 

【カーボン】
・耐久性◎
・スピード◎
・振動吸収性◎
・重さ◎
・価格の安さ▲

ポイント03. タイヤの太さで選ぼう

タイヤの太さはクロスバイクで走る時の安定感を左右します。クロスバイクに使われるタイヤの太さは25〜35Cが一般的。数字が小さい方が細く、数字が大きいほうが太いことを示しています。

タイヤが細いほうが地面との接触面積が小さくなるため、スーーーッと軽い走りになります。一方、タイヤが太い方が、タイヤの空気量が多いため振動が体に伝わりにくく、安定感のある乗り心地が体験できます。

次では、数あるクロスバイクのなかでも、初めてのクロスバイクとして検討しやすい5万〜10万の商品を特徴別に紹介していきます。

定番ブランドで選ぶ!
国内メーカーのクロスバイク2選

おすすめ01. BRIDGESTONEの「TBI」

TBI/BRIDGESTONE
©ブリヂストンサイクル株式会社

最初に紹介するのは、世界に誇る日本の自転車メーカー「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」のクロスバイク「TBI」"通学・通勤”をテーマにしたクロスバイクは、傷害保険やスポーツタイプのライトも付いており安心。フレーム素材はアルミ、5万円以下で購入できます。カラーバリエーションも全7色と豊富!スターターモデルとして文句なしのクロスバイクです。

【メーカー名】BRIDGESTONE
【商品名】TBI
【販売価格】¥46800(税抜)※公式サイト参照
【サイトURL】https://www.bscycle.co.jp/items/bicycle/tb1/

おすすめ02. NESTOの 「VACANZE 1」

©NESTO

NESTO(ネスト)は一般ユーザー向けにも競技ユーザー向けにも偏りなく力を入れる国内自転車ブランドです。今回紹介する「VACANZE 1」は初心者の方にぴったりなクロスバイク。同価格帯のクロスバイクでは、トップクラスの軽さを誇っており、安定した乗り心地から、高い人気を集めています。

【メーカー名】NESTO
【商品名】VACANZE 1
【販売価格】¥55800(税抜)※公式サイト参照
【サイトURL】https://nestobikes.com/products/vacanze_1-k/

女性にもおすすめ!
おしゃれなクロスバイク2選

おすすめ01. BRIDGESTONEの「CHERO 650F」

CEHERO 650F/BRIDGESTONE
©ブリヂストンサイクル株式会社

こちらも01と同じく、「BRIDGESTONE」から出ているクロスバイク「CHERO 650F」。女性でも乗りやすい「ホリゾンタルフレーム」が使用されており、自転車を跨ぎやすい設計が特徴です。このレトロな質感、デザイン、色使い......見た目がとにかくかわいい!オシャレなクロスバイクが欲しいという人におすすめです。

【メーカー名】BRIDGESTONE
【商品名】CHERO 650F
【販売価格】¥55800(税抜)※公式サイト参照
【サイトURL】https://www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/chero/

おすすめ02. LOUIS GARNEAUの「SETTER8.0」

© louisgarneau.japan/Instagram

幅広いサイズが揃うこちらのクロスバイクは、カナダで生まれた「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」「SETTER8.0」。32Cという太めのタイヤを採用しているため、デコボコした街中でも安定した走りが期待でき、初心者の女性でも乗りやすいクロスバイクです。見た目もスタイリッシュ!

【メーカー名】LOUIS GARNEAU
【商品名】SETTER8.0
【販売価格】 ¥54000(税抜)※公式サイト参照
【サイトURL】https://www.louisgarneausports.com/setter8.0.html

アクティブな人へ!
長距離利用におすすめのクロスバイク3選

おすすめ01. Giosの「MISTRAL」

© GIOS-JOB international/Facebook

初めてのクロスバイクで海外ブランドを選ぶなら、イタリアの「GIOS(ジオス)」から出ているスターターモデル「MISTRAL」がおすすめです。GIOSといえばアイコニックなカラー「GIOS BLUE」が人気。また、快適性を求めたサドルを採用しており、長距離利用でもお尻が痛くならないのも嬉しいポイントです。

【メーカー名】Gios
【商品名】MISTRAL
【販売価格】 ¥56000 (税抜)※公式サイト参照
【サイトURL】http://www.job-cycles.com/gios/collection/detail/touringandurbanbikeseries/mistraldiscmechanical/index.html

おすすめ02. FUJIの「RAIZ」

©㈱アキボウ

「FUJI」は日本で100年以上前に誕生し、現在はアメリカに拠点を移して活動しているブランドです。そんなFUJIが「テンションが上がる乗り心地」をコンセプトに作った商品がこちらの「RAIZ」バイクとライダーの一体感を追求したデザインがファンの心を掴んでいるポイントです。

【メーカー名】FUJI
【商品名】RAIZ
【販売価格】 ¥59000(税抜)※公式サイト参照
【サイトURL】https://www.fujibikes.jp/2020/products/raiz/index.html

おすすめ03. TREKの 「FX 3 Disc」

FX 3 Disc/TREK
©トレック・ジャパン株式会社

「アウトドアなどアクティブなシーンでも使いたい」というあなたには、「TREK」「FX 3 Disc」がおすすめ振動吸収性が高まるカーボンをフォークに使用することで、アルミだけでは体感できなかった軽さと快適性を実現。長距離利用でも、高いクオリティを発揮してくれる一台です。

【メーカー名】TREK
【商品名】FX 3 Disc
【販売価格】 ¥82000(税抜) ※公式サイト参照
【サイトURL】https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/p/28474/

まとめ

ロードバイクやマウンテンバイクのいいとこ取りのクロスバイク。

ママチャリからの乗り換えや、電車やクルマに代わる街での移動方法を探している人、新しい趣味を見つけたい人は、ぜひクロスバイクも候補に入れてみてはいかがでしょう?

Top image: © iStock.com/Halfpoint
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。