「Microsoft」が「海底データセンター」の実証実験に成功。将来、通信速度が上がる?
9月14日、「Microsoft」が約2年間にわたって運用していた海底データセンターの実証実験を終了したと発表。地上のデータセンターよりも故障率が低いなど、さまざまなメリットがあることが判明したという。
2018年、同社はこの海底データセンターをスコットランド・オークニー諸島沖に沈め、調査をスタート。内部には864台のサーバーなどが設置されていたとのこと。
そして、最近になって海から引き上げたところ、故障率は地上のものと比べて1/8という結果に。海底は常時水温が低いため、エネルギー消費も削減できたそうだ。
Microsoftは海底データセンターの本格的な運用に対して、かなり前向きな様子。都市に近い海底に設置すれば、データの移動距離が短くなることでストリーミングなどの速度が上がる可能性があるという。
詳しい原理は置いておいて、そのメリットを聞けば期待したくなるのでは?
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