バルセロナから車が消える?東京ドーム約7個分の巨大カーフリーゾーンが誕生

スペイン・バルセロナ市長は、都心部の一部を10年かけて超巨大なカーフリーゾーンにするという計画を発表した。

対象とするのは「サグラダ・ファミリア」のあるアシャンプラ地区。アシャンプラ地区にある21もの通りを、車をほぼ完全に排除したエリアにするいう一大プロジェクトだ。その大きさは約33ヘクタールほどになる予定とのこと。東京ドームおよそ7個分もの広さが、歩行者と自転車専用の区画になるということで、国内外から期待が集まっている。

街が碁盤の目のようになっているバルセロナ。とにかく美しい街だが、意外にも自動車の交通量が多く、排気ガス騒音、また歩行者の安全性については問題視されていた。

そこで、2016年から導入されているのが「スーパーブロック」という街造りだ。街の一部を歩行者や自転車専用の区画にすることで、より暮らしやすい街にするというこの都市計画が、今回のプロジェクトのベースになっている。

“車主体の街から市民主体の街へ”という考えのもと進められているこのプロジェクト。車をほぼ完全に排除することによって、大気汚染や騒音などの問題も解決に近付くことが期待されている。

木々芝生などの緑、また水飲み場なども増設されるということで、より市民にとって過ごしやすく、活気溢れたコミュニティになっていくだろう。

環境との共存やパブリックスペースなどがどこの都市でもプライオリティの高いアジェンダとなっている今、バルセロナがどのような街に変わっていくのか要注目だ。

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