名作!バルセロナの夜を捉えた「タイムラプス映像」に、感動する
「光が変化し何か特別なものへと代わる瞬間を待っています。街や自然の景観が光とぶつかり合い、裸眼では見ることのできない幻想的な世界観をつくり出す、その瞬間を待っているんです」
ここに紹介するスペイン在住のカメラマンJordi de Temple氏は、夜の光を巧みに操る映像作家だ。バルセロナを中心に、カタルーニャの街並を4分間ずつ固定観測して捉えたタイムラプス作品「Into the Night」。圧倒的な映像美に、思わず息を呑む。
「夜の街明かりと色の移ろいを、映像を通して感じ取れるはずです。都市空間の密度を俯瞰的に見てみると、人間の生活がいかに集約しているかがよく分かるのでは?」
カメラ業界のトレンドを発信する「DIY Photography」は、Jordi de Temple氏のコメントを掲載しながら、滑らかな長時間露光撮影をと自然光と人工の光を対比させた氏の長期間露光撮影を絶賛。
やがて、静からまた動へ。都市に朝が訪れる。ここからは、自然の光のみを捉えていく 彼の世界観に注目。
「Into the Night」は、第6回国際短編映画祭ENMUT(バルセロナ)において「Bankrobber賞」を受賞。この他の映像は公式サイトから。
いつもより濃いめのお酒を飲みながら、フルスクリーンにして鑑賞してはいかがだろう?
Reference:DIY Photography
Licensed material used with permission by Jordi de Temple