ヴェネチア国際映画祭で話題。台湾発の「VR作品」が東京・六本木で上映!

台湾を代表する映画監督の一人、ツァイ・ミンリャン

近年は美術や舞台演劇にも表現の幅を広げるツァイ監督が初めてVRに挑戦し、ヴェネチア国際映画祭で発表&絶賛された話題作『蘭若寺の住人』が、2月11日〜21日の10日間にわたって限定上映。

これは、2月から開催される演劇と社会を繋げるプロジェクト「シアターコモンズ’21」のプログラムの一環で、東京・六本木にある「ANB Tokyo」が会場だ。

©HTC NIPPON

謎の病におかされた男性が主人公の本作では、森のなかの奇妙な家を舞台に治療を受けたり、飼っている魚と戯れたり、女性との情事にいそしんだり……そんな風に日々を送る様子がまるで夢物語のように描かれている。

本プログラムは、最先端の解像度を誇るVRヘッドセット「VIVE Pro」を装着して鑑賞。平面のスクリーンに映し出される一般的な映画とは違い、360度すべての方向に映像が広がるため、作品の世界観に深く入り込むことができる

要事前予約。定員も16名とやや限られた人数なので、気になる方は早めにチェックするといいだろう。

蘭若寺の住人

【日時】2021年2月11日(木・祝)~2月21日(日)
休演:2月15日(月)~2月17日(水)*開演/開始時間は後日発表
【上映時間】約50分*入れ替え制
【会場】ANB Tokyo6F(東京都港区六本木5-2-4)

Top image: © HTC NIPPON
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