「nendo」がデザインした「JAL」機内アメニティのコンセプトは鶴!

「日本航空(JAL)」新しい機内アメニティのデザインが発表された。

手掛けたのは「小さな『!』を人に感じてもらうこと」をコンセプトとしたデザイン会社「nendo」だ。

同社は資生堂、日清食品、大幸薬品、丸井グループなど国内の企業から、ルイ・ヴィトン、エルメス、バカラといったヨーロッパブランドまで多岐にわたるクライアントのデザインを担当した実績を持つ。

今回はJALのロゴにも用いられている「鶴丸」から“赤い折鶴”をモチーフに、各アイテムのディテールに落とし込まれている。たとえば、カーディガンやアイマスク、スリッパなどは鶴の「翼」を意識したタグが付いており、ブランケットやテーブルクロス、ナプキンは「頭」をイメージして、角が折り返した仕様に。

また、エコノミー、ビジネス、ファーストクラスのグレードによって使用されるグレーの濃淡を変えるなどの工夫もされている。

©nendo, Photo by:吉田明広
©nendo, Photo by:吉田明広

JALの国内線と国際線、どちらにも至るところに「赤い折り鶴」モチーフが隠されており、それを「!」と発見するのも楽しみの一つなのかも。

平和祈りのシンボルとしても知られる鶴。これからも安全なフライトを見届けてくれそうだ。

©nendo, Photo by:吉田明広
Top image: © nendo, Photo by:吉田明広
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