nendoがリニューアルを手掛けた「Siam Discovery」。近代建築を見るためにバンコクを訪れる時代がやってきた!?
百貨店のリニューアルといえば、2013年に森田恭通が手がけた「伊勢丹新宿店」が記憶に新しい。が、ここで紹介するのはそのインパクトにも負けない新規案件だ。
舞台はバンコクの中心地・サイアムにある「Siam Discovery」。日本人にも馴染みの深い大型商業施設が、ド派手に生まれ変わった!
ここで楽しめるのは
ショッピングだけじゃない。
1~5階の内装と外装を含む全面リニューアルを担当したのは、日本のデザインオフィス「nendo」。一部のテナントを除き、大半を占める自主編集売場までも手掛けたのだそう。
来場者に「刺激」と「発見」を促すことを目的としていることから、ブランド単位でカテゴライズするのではなく、多様な嗜好性やライフスタイルを積極的にミックス。エスカレーターも配置し直し、人の流れを円滑化している。
外装デザインは、これまでの閉塞感を解消することを目的に構造上の制約ギリギリまで壁を取っ払い、できるだけ外部に対して開くことにしたのだとか。
「Siam Discovery」は去る2016年5月28日(土)にリニューアルオープン済。これまでバンコクの観光スポットといえば、王宮や寺院がポピュラーだった。しかし、いよいよ近代建築までもが、そのラインナップに加わることになったようだ。
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