安くて、おいしくて......楽しい!「ピザの自販機」
スタートアップ企業「Piestro」が発明した、ピザの自販機がこちら。
© 2020 — Piestro®
画面上から好きなトッピングを選んで、ボタンを押す。
するとガラス越しに見えるのは、くるくると回っていく生地の上に、サラミにソース、マッシュルームなどが舞う様子。
そして、あっという間に見慣れたピザの姿になり、焼き上がりも含めて3分で出来上がり!カップラーメンより簡単だ。
イタリアで育ち、ピザをこよなく愛すCEOのMassimo De Marco氏はこのロボットを「Pizza Maestro(ピザの指揮者)」と呼んでいる。
たしかに、さまざまな器具が華麗にピザを創り上げる工程は芸術的。大人も見ていて楽しいし、子どもにとってはちょっとしたアトラクションかも。
© 2020 — Piestro®
人件費や流通コストが抑えられるため、通常よりも安く、おいしいピザを提供できるということだ。しかも、売上における利益率は、なんと従来のピッツェリア(店舗)より26%も高いという。
さらに今後は、顔認証による決済技術を手がける「PopID」と、ロボットデリバリーのサービスを提供する「Kiwibot」の二社と提携したことにより、完全に非接触で自販機ピザが注文可能となるそうだ。
もしかしたら、マエストロはピザ業界に革命を起こしていくのかもしれない。
Piestroとマエストロの詳しい情報はこちらから。
Top image: © 2020 — Piestro®