「タコ・ピザ」を知ったら、もう普通のデリバリPIZZAには戻れないかもしれない。
タコス、ナチョス、ブリトーは日本でもよく食べられているメキシコ風料理。ここで“風”と付けるのには訳があります。これらは「テックスメックス(Tex-Mex)」と呼ばれるテキサス風メキシコ料理のこと。メキシコ人からすれば、ソウルフードとは似て非なるものだそう。
アメリカとメキシコの融合
「テックスメックス」がウマい!
まずは、テックスメックスのおさらいから。
歴史の大まかな流れをたどると、テキサス州はメキシコ領から「テキサス共和国」としての独立を経て、1845年に28番目の州としてアメリカ合衆国に併合された土地。
メキシコ人の食文化は、次第にアメリカの要素を融合するようになり、メキシコ料理とは別ものとして固有の文化を育んでいきました。こうして生まれたのがテックスメックスです。あくまで「テキサス風」でメキシコ料理とは別、と捉えるのが正解。
このちゃんぽん料理のなかでも象徴ともいえるのが「タコ・ピザ」なのです。
デリバリPIZZAにひとアレンジ
アメリカのデリバリーピザなら、必ずあるのがこのメニュー。レタスのシャキシャキ感と、とろとろチーズの濃厚な味わいがガッチリ手を組んだ、一度食べたら病み付きの逸品です。
トマトベースのピザに、粗く千切りにしたレタスと、輪切りのトマトを散らすだけ。お好みでタバスコをかけてもGOOD。ポイントはなるべくシンプルなピザをチョイスすること。もしくは、お肉(ペパロニやサラミ)がたっぷりトッピングされたものだと、よりアメリカンな味が楽しめますよ。