タコとカレーの恋ものがたり。出会いは島国モーリシャス

季節ごとにおいしいタコが出回りますが、春のタコはとくに柔らかく、淡白な味わいが特徴。いまの時期にぴったりなメニューを紹介します。モーリシャス料理ですが、日本人の味覚にもぴったりな「タコのカレー煮」をどうぞ。

タコを受け入れる素地は
植民地時代の多様性にアリ?

インド洋に浮かぶ小島モーリシャスは、オランダ、フランス、イギリスと大国の植民地であったため、各国の文化が入り混じる独特の風土が生まれました。また、古くからインド系商人の貿易拠点としても栄え、現在でもインドからの移民が半数を占めています。

ところで、インド人はタコを食べるカルチャーがありません。けれど、魚介が豊富に獲れるモーリシャスにおいてだけは、インド風のスパイスでタコを煮込んだこの料理が生まれたようです。

手順はいわゆるカレーのそれ。香辛料を混ぜてつくったスープでタコを煮込んでいきます。

〈材料:2人分〉

タコ:200g
にんにく:1かけ
しょうが:1かけ
玉ねぎ:1/2個
パクチー:20g
カレー粉:大さじ2
トマト水煮缶:1缶(400g)
水:200ml
塩こしょう:適量
油:大さじ1

〈つくり方〉

にんにく、しょうが、玉ねぎ、パクチーをみじん切りに、タコはひと口サイズにカット。フライパンに油とにんにく、しょうがを入れて弱火で熱し、香りが立ったところで玉ねぎを加えて中火で透きとおるまで炒めます。カレー粉、トマトの水煮、水、パクチーを加えて20分煮たらタコを加えてさらに5分。最後に塩こしょうで味をととのえて完成です。

突然ですが、スパイスからカレーを作ったことがありますか?さすがにそれは…って人、多いんじゃないでしょうか。
南半球のインド洋に浮かぶ島国モーリシャスで一際目立つブティックホテル「SALT of Palmar」。ビビッドカラーと白黒のストライプが特徴的。
茶碗1膳分、食べきりサイズのレトルトカレーです。
ちなみにイタリアの民間伝承では、できるだけタコをやわらかくするには、お湯を沸かすときにワインボトルのコルクを浮かべるといいのだそう。
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