温めなくてもおいしいレトルトカレー。つくったのはアノ「仁丹」

何よりも目を引いたのがパッケージのデザイン。

レトルトカレーの陳列棚で異色のスリムさ、シャープな黒縁どり、そしてどこか見覚えのあるキャラクターロゴ。

仁丹がレトルトカレーをつくるとこうなる

©TABI LABO

温めずにそのままでも食べられるレトルトカレー。本来ならば油も固まったままだし、香りは立たないし、ありえない。けれど「森下仁丹」と漢方専門のリーディングカンパニー「薬日本堂」が共同開発したこのカレーは違いました。

常温でも固まりにくい植物油脂を使い、そこに金時生姜や甘茶など国産の和漢植物とスパイスを合わせて煮込んだオリジナル。ずっと慣れ親しんできた、滋味深くやさしい味わいに心がなごみます。

これを称して「食養生カレー」とは、“食べることで養生し、健康的な日々をおくる”、との意図か込められているみたい。

和漢植物を使った製品を120年以上前から世に送り出してきた森下仁丹。万病に効果があって、かつ飲みやすく、保存・携行にも適した「銀粒仁丹」のフィロソフィーが、そのままカレーの味にも、サイズにも、反映されているように感じます。

ついでに言うとこの商品、箱の中には小分けのパックが5本。茶碗1膳分に合わせた食べきりの分量(30g)だそう。一膳カレーというコンセプトは、年齢の高い層に向けたものとも限りません。お弁当はもちろん、トレッキングやソロキャンプといったアウトドアシーンでも重宝しそう。

公式オンラインショップでは、10本入りから手に入りますよ。

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