レトルトに頼らない「家サムゲタン」

暇さえあればキッチンに立つ料理(好き)男子です。

たいていの料理であればちゃっちゃと作るのですが、それなしには成立しない料理というものもあります。そもそも手に入りにくい食材は、とくに労力が要ります。

表題の「参鶏湯」がその一例。それこそイチから作るとなれば、漢方食材の専門店にでも走るか、あるいはネット通販に頼るほかない。ところが「どんな量作らせる気だ」ってくらい、まあ大量に届くワケですよ(汗)。

ならばと、スーパーに並ぶレトルトパックされた既製品に手を出す気にはなれない。それなりに美味しくできているんでしょうけどね。そこはやっぱり“料理”したいのです。

あの味を家庭で再現するのは厳しい。そう、諦めていました。コレと出会うまでは……。ダラダラと引っ張りまくった理由はただひとつ。だって「本当は教えたくない」って部類のシロモノなんだもの。

一回食べきりの
ちょうどいい量がうれしい

もう一回言わせてください。

自宅で参鶏湯したい、けれどレトルト売りには手が伸びない、手軽さは求めていない人のための本格的な薬膳スパイスセットです。これは。

コーヒー豆でも出てきそうな紙パッケージですが、高麗人参、ナツメ、蓮の実、クコの実など、中身はしっかり“薬膳”してます。それと熊本県産のオーガニックもち米!

要するに、あとは鶏肉さえ手に入れれば、ネギでも水菜でもお好みの野菜とともに鍋ひとつでできあがってしまうというセットなのです。

個人的にはここもツボ。「調味料は塩だけでOK」。たしかに、こちらも“手軽”ではある。けれどその性質は、レトルトとはまったくのベツモノであります。

手軽だけどちゃんと作れる
「家サムゲタン」

インスタントではなく、コンビニエント。「即席」ではなく、あくまで重要なのはこの「手軽さ」。

スパイスミックスと鶏肉、にんにく、ショウガを入れて火にかければ、あとはただ待つだけ。下処理も不要。なのにこの出来栄えなんですから。

丸鶏を手に入れて、お腹にスパイスともち米を詰めて……と本格派にチャレンジするも良しですが、水炊き用の骨つきぶつ切り肉で、もう大満足の味わい。

なるべくなら手間は省きたい、でも手は抜きたくない。そんなワガママにちょうど良く応えてくれるんですよね。

本格的な参鶏湯が味わえるスパイスセットを見つけたのは、「参鶏湯研究所」なるサイト。聞けば漢方薬局監修のもと、本場中国より、漢方薬としても処方される高品質な生薬を用いられているそうですよ。

「本格薬膳参鶏湯スパイスセット」は2,160円から。パッケージもゴキゲンなのでプレゼントにもいいかも。

Licensed material used with permission by 参鶏湯研究所
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。